楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

手数料がバス事故招く?

19/02/13

先日、あるテレビ番組で「軽井沢ツアーバス事故から3年が経ったが、今も人命に関わるようなバス事故は年間300件以上起こっている。国が規制強化を行い、安全管理を誓ったバス業界や旅行業界の実態はどうなっているのか」をテーマにした特集が行われていた。

特集の中では、水面上では法令を守っていると見せかけながら水面下で不正を続けるバス会社を紹介。安全管理がずさんになる背景にはバス会社の経営悪化があるが、その悪化の原因が旅行会社の手数料だと結論づけていた。安全確保に必要な「下限運賃」とは別の名目の手数料をバス会社が旅行会社に支払うことで下限運賃を下回り、経営を圧迫。安全管理がずさんになってバス事故につながっているというのだ。

「旅行会社の手数料が悪」という結論ありきの報道で、手が込んでいるのは旅行業界団体幹部のインタビューで「手数料は当然いただくもの。旅行業界としては、手数料は通常の営業の経費のやりとり」との発言を流していることだ。あとで調べてみると、この発言はマスコミがよく行う、前後の言葉をカットし都合のいい発言だけを伝える「切り取り」という手法だとわかった。

旅行会社=手数料=悪、という図式に対して旅行業界はもっと声をあげるべきではないか。

(トラベルニュースat 19年2月10日号)

この記事をシェアする
購読申し込み
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
いだてんヒーローのふるさと“ランナーの聖地”へ

平成から新時代へと切り替わる歴史的な年に、NHKが送り出した大河ドラマは「いだてん―東京オリ...

北近畿冬のまんぷく紀行兵庫但馬編

新年一発目のトラベルニュースat地域特集は、兵庫県北部、但馬地方をクローズアップ。前号に続く冬...

北近畿冬のまんぷく紀行丹後宮津編

今年も冬がやってきた。それすなわち、至福の食の季節の到来も意味する。京都府丹後エリアは、カニ...

トラベルニュース社の出版物
トラベルニュースat

観光・旅行業界の今に迫る面白くてときどき役に立つ専門紙。月2回発行

大阪案内所要覧

旅行業務必携。大阪にある全国の出先案内所収録。18年版5月15日発売

旅行業者さく引

セールス必携。近畿エリア全登録旅行業者を掲載。毎年11月発行

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ