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逆境だからこそ挑む

21/08/25

感染拡大が止まらない。これまで感染者が減ったり増えたり振り回されてきたが、8月20日現在、デルタ株が猛威をふるっている。

そんな中、コロナ禍に負けず奮闘しているところも少なくない。今号の伊勢志摩特集でも触れたが、わたかの島の福寿荘は感染拡大による休館に合わせて、電気式ヒートポンプの導入と全客室の空調設備を一新。「休館しなければできない導入でした。ヒートポンプだけで年間約1600万円のコスト削減が見込める」と木村圭仁朗社長。ゼロカーボンやSDGsも見据えながら「これまで考えられなかった修学旅行の誘致を実現できた」とも。

鳥羽ビューホテル花真珠では従業員のアイデアで始めたTikTokが大人気となり、総再生回数が1400万回を達成。激減していた宿泊客の回復にもつなげた。迫間優子女将は「危機感を持った従業員が結束できたからこその成果です」。

奈良市のロイヤルツーリスト(吉野福男社長)は、中止や行き先変更で実現できなかった広島への修学旅行で、県内の小学生が折った千羽鶴を平和記念公園へ社員が届ける無償のサービスを考案、逆境の中で学校や子どもたちと関係を深める試みにチャレンジしている。

いずれも今だからこそできることに挑む姿がまぶしい。

(トラベルニュースat 21年8月25日号)

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