アフター・コロナの「当たり前」を考える
全国の緊急事態宣言は解除されましたが、不安が拭われたわけではありません。第2波がやってくるかもしれない、いやこれが第2波なのか?と毎日見えない何かと戦いながら生活している気がします。
これまでの「当たり前」はもう通用しません。それは、働き方だけじゃなく、日常生活も社会環境も変わらなければなりません。
私たち一人ひとりが「感染しない・させない」ためにできることを考え、行動する必要があります。まず日常生活から見ていくと、
(1)規則正しい生活を送る
(2)人との距離・関わり方を考える
(3)プラス思考で感謝する
例えば、自分やまわりが感染しない・させないためには、しっかりバランスよい食事と睡眠、そして適度な運動でしょう。免疫力を高めておくことは、どんな場合にも必要な準備です。
次に(2)の人との距離ですが、社会的な距離を取ることは今後も必要となるはずです。しかし公の場面はそうであっても、オンラインやSNSを上手に使う関わり方を、私たちは学びました。今こそ「多様」な人たちとこれまで以上に関わり合えるチャンスをもらったと捉えると、画面のすぐそばで顔を近づけながら話ができますね…
(喜山光子=公益財団法人日本ケアフィット共育機構)
(トラベルニュースat 2020年6月10日号)
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