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最新テクノロジーで全体最適 ウズベキスタン記

シルクロードの要衝、中央アジア・ウズベキスタンを訪ねた。一般財団法人日本ウズベキスタンシルクロード財団の農業地域発展部会のミッションであった。

ウズベキスタンは中央アジア5カ国(ウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン)で最も人口が多く(3520万人)、年間出生数は日本よりも多い。国民の平均年齢も20代であり、高度成長時代の日本を彷彿させる活気あふれる国である。これから数十年以内にウズベキスタンの全人口分が消失する我が国から見ると羨ましくもある。

ブハラ、サマルカンドなど歴史的観光地の魅力は絶大で、円安でも負けない為替もあり、今まで以上にディストネーションの魅力は高まっている。しかし、それ以上に感銘を受けたのが事業への取り組み方だ。

現在のウズベキスタン政府は改革開放路線であり革新的経済の実現を強力に推進している。その中でも農業の産業化は急務である。GDPの半分近くを占める農業の産業化は喫緊の課題である。

そこで、スマート農業で急成長しているブハラ・アグロを視察した。旧ソ連時代に行われていたコルホーズ(民間組合が運営する集団農業。ただし土地は国有)を現代のテクノロジーを活用して再チャレンジしている。

驚いたのは…

(百戦錬磨・上山康博)

(トラベルニュースat 2023年11月10日号)

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