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ウォルドーフ・アストリア大阪 世界最高峰のホテルが初上陸

5月中旬、JR大阪駅前"大阪ウメキタ地区"の南館に4月3日に開業した世界最高峰のホテル「ウォルドーフ・アストリア大阪」の内覧会があった。ヒルトングループが運営する最上級ラグジュアリーホテルブランドで、国内初進出。大阪の新たな街区に大阪・関西万国博覧会の年に開業とは、大阪のまちの歴史に残るホテルとなろう。

南館のパークタワー、地上39階地下3階建ての1―2階、28―38階に入居。客室数252室、料飲施設4カ所をはじめグランドボールルーム、フィットネスセンター、屋内プール、サウナ、ライブラリーなどを備える。

客室は広さ46平方㍍のデラックスルーム、同53平方㍍のプレミアルーム、同193平方㍍のプレジデンシャルスイートなど7タイプを用意している。ベッドはシモンズ社製で、ヘッドボードには和紙を背景に日本の伝統技法「組子細工」を施し、和の要素と「アールデコ」を組み合わせたデザインとした。ヒルトングループのホテルづくりはつねに地域らしさをどこかに取り入れている。ちなみにプレジデンシャルスイートの宿泊料金は約200万円なり。

4カ所ある料飲施設で、ニューヨークの伝統と日本の美意識を融合させたバー&ラウンジ「ピーコック・アレー」はホテルの象徴的な存在だ。2層吹き抜けの壮大な空間に心地よい間隔に上質な椅子やテーブル、ソファが配置されている。朝から夕方、夜にかけて、どの時間帯のシーンでも楽しめる。屋内128席、テラス22席。

またシグネチャーレストラン「月見」は鉄板焼きと寿司という海外客に人気の日本料理を代表する2種類に絞りこんだといえる。いずれもカウンターで目の前には大阪市内のパノラマが広がる。プライベートルーム2室を備え61席。ランチで1名3万円から…

(井村日登美=ホテルジャーナリスト)

(トラベルニュースat 2025年5月25日号)

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