観光創生への道コラム
環境と強みを生かす7つのビジネスチャンス
少し前になるが8月2日、全国旅行業協会近畿地方支部長連絡会(吉村実議長)が各府県支部を集めて合同役員会を11年ぶりに開いた。 その際、基調講演をさせていただいた。「小規模旅行会社の生き残り戦略」と題して講演し、生き残るチャンスとして幾...
「RYOKAN」を打って出る時
国民の肌感覚として、ゴールデンウイークを境に「コロナが終わった」感を感じる。扇動的なマスコミや有識者が移動が増えると感染者重症者が増えると言っていたが結果右肩下がりとなった。 国民のコロナに対する意識変化、観光業界からの要望などもあり...
観光業界再編キックオフ
3年ぶりの緊急事態宣言なしでのゴールデンウウイークが終わった。全国各地での賑わい、高速道路の渋滞、陸海空運輸機関の稼働率上昇などを見るにつけ、日本国内のコロナ禍もようやく終わりに差し掛かっていると感じる。 海外ではすでにウィズコロナ時...
新たな事業創造 投資目線を踏まえ計画
新年度に入り、観光業界を代表する企業のトップからは、過去のビジネスモデルに捉われず新たな事業創造が必要であり、その実現がなければ未来はない、との決意発言が相次いでおり、コロナ禍の2年超は業界を大きく変えようとしている。 ただ、その発言...
「第2のふるさと」活用を 新たな事業領域拡大のチャンス
観光庁「第2のふるさとづくりプロジェクト」の中間取りまとめが行われた。ウィズコロナ時代のインバウンドだけに頼らない国内観光需要創出に関しての取り組みである。ぜひ読んでほしい。 【骨子概要】 https://www.mlit.go.jp...
総選挙の結果を受けて Go To2.0は走りながら改善を
衆議院議員総選挙が終わった。メディアの予想に反して自民党の大勝利となった。 野党間の選挙区調整により(共産党とも協力)、小選挙区では大物政治家の落選が相次ぎ、相応のサプライズは与野党ともにあったが概ね与党の大勝利であり、改革を声高に唱...
アルベルゴ・ディフーゾ 新デスティネーションに
以前ご紹介した『アルベルゴ・ディフーゾ』。 イタリア発祥の地域活性化コンセプトであり、イタリアのアルベルゴディフーゾインターナショナル協会(ADI)が運営している宿泊施設向けの認証制度でもある。世界中では通称『AD』と呼ばれている。 ...
菅政権の功績 新たな観光業界の礎に—
現在、自民党総裁選の真っ只中であろう。どなたが総裁になってもぜひ観光業のさらなる発展と強力な推進をお願いしたい。 そこでコロナ禍での菅政権、とりわけ観光業界にとっての一年を総括したい。 菅総理が総裁選に出馬しないと表明した。これ...
民泊新法施行から3年 今後の行方は—
住宅宿泊事業法(民泊新法)施行から6月15日で3年が経過する。 コロナ禍による事業廃止により届け出住宅数は2020年4月の2万1385件をピークに減少しており、21年5月には1万9006件に。特にコロナ前はインバウンド需要が市場をけん...
本紙に望む事業変革 創刊50周年に寄せて—
創刊50周年、おめでとうございます!! 大阪万博の年から50年、観光・旅行業界にとっては「激動の50年」と言っても過言ではない目まぐるしい半世紀でした。その激動の中で、未来を照らす羅針盤としてトラベルニュースは存在していました。本当に...