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観光業は情報産業たれ

21/12/10

クラブツーリズム(クラツー)といえば歴史や文化、趣味、芸術などに特化したテーマ旅行を得意としていることで知られる。

そのクラツーがこのほど大阪歴史博物館(歴博)と連携協定を結んで、より深い歴史文化のツアー造成に向けた取り組みを始めた。歴博は大阪の古代から近代・現代までの歴史や文化を知ることのできる体験施設で、歴博の学芸員、いわば歴史や文化のプロ集団とタッグを組んで本格的な歴史ツアーをつくろうというのが今回の狙いだ。

クラツーによると「これまでも学芸員の皆さんからアドバイスをいただき、当社の社員も熱心に下調べをしてツアーをつくってきましたが、歴史好きの旅行客が求めるものに現状では対応できなくなりつつあります」とのことだ。

こういった事象はクラツーが指摘したように旅行業のみならず、観光業全体に起きていることではないか。歴史や文化だけでなく、宿や料理、観光素材を含めて旅行客の方が情報を持つようになっているのは周知の通り。クラツーは先手を打った格好だが、市場が細分化し、客の嗜好が深化する中で専門性がより求められるとも言える。自らできなければ他と連携する情報ネットワークを構築しよう。観光業は情報産業であると改めて肝に銘じ、行動したい。

(トラベルニュースat 21年12月10日号)

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