次代継承がスローガン 全旅連青年部・鈴木体制スタート(1) 「チャレンジ・フォー・ザ・フューチャー」
全旅連青年部(全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会青年部、1255部員)は4月18日、東京・平河町の全国町村会館で2019年度総会を開いた。今年は任期2年の新体制がスタートする区切りとなる総会で、西村総一郎・23代青年部長(兵庫県城崎温泉・西村屋)が退任し、鈴木治彦・24代青年部長(40歳、岡山県奥津温泉・奥津荘)のもと、19―20年度の組織体制や事業計画などを承認した。
西村部長から鈴木青年部長へ
西村部長は退任のあいさつで「今期は民泊、人手不足など供給側の課題が中心にありましたが、今後は旅行者、宿泊客という需要が課題になると思っています。東京オリンピックをはじめ、大規模な国際イベントが日本で開催される、この5―6年に、世界からのゲストに日本をどのように見てもらえるかが非常に大事になると思っています。今後も会社、地域、業界をいい状態で次世代に渡せるよう努めていきたい。令和の時代に、青年部の活動がますます活発になることに期待しています」と、2年間の活動を締めくくった。
一方、今期、鈴木青年部長が掲げた活動スローガンは「チャレンジ・フォー・ザ・フューチャー―よりよいかたちを次代へ」。
鈴木青年部長は「誇りを持って青年部を引っ張っていきたい。小さな宿出身でも全国部長をやれることを示したい」と意欲を語った。
(トラベルニュースat 19年4月25日号)
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