楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

島の観光会議 島根県隠岐・海士町で開催(3) これからの“観光の役割”とは

DMOは地域循環こそ目的 顧客と関係性深める人材を

次に、DMOについて青山さんは「地方のDMOに求める役割を教えてほしい」と尋ねた。

山田さんは、DMOを語る上で組織論に終始しないよう促し「観光客を呼び込むことが目的ではなく、観光消費額をいかに上げて、地域内でどう回していくかが大切です。そこに外貨獲得の位置づけがあります。その体制づくりだと思う」。隠岐の場合は、4島全体で経済を循環させていき、その役割分担が必要だと話した。

山田桂一郎さん

山田桂一郎さん

田端長官は、DMOは観光協会の看板の立て替えでないとした上で「宿泊税のような自主財源を行政、産業界、住民の皆さんで考えていくことが大事だと思います」。

十枝さんは、JNTOが日本をどう売っていってくれるかが重要で「それを受けてDMOがコンテンツを整備していくべきだと考えています」。

最後に、青山さんは地域に必要な人材像についてコメントを求めた。

山田さんは「リーダーではなく、マネジメントできる人材を増やさないとだめ。顧客関係管理をしっかりして、どんどんつながっていかなければ発展性が見込めません」と話した。

田端長官は「今新しく若い人材が増えていて頼もしい。Iターンで意識の高い人が地域で影響し合うようになればいいと思う」。

田端浩長官

田端浩長官

(トラベルニュースat 19年7月25日暑中号)

(前の記事)島の観光会議 島根県隠岐・海士町で開催(2) 山田桂一郎氏講演とパネルディスカッション

この記事をシェアする
購読申し込み
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
巡礼の聖地和歌山県のパワー感じて

「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産登録15周年を迎えた和歌山県。“巡礼の聖地”としてこ...

海、大地が出会い、人暮らす—高知室戸世界ジオパークへ

四国最東南部の高知県室戸市。室戸岬で知られる自然豊かなまちでは、地球がダイナミックに躍...

新潟を味わうガストロノミーツーリズム

「新潟・庄内DC(デスティネーションキャンペーン)」が10月1日から始まった。期間は12月...

トラベルニュース社の出版物
トラベルニュースat

観光・旅行業界の今に迫る面白くてときどき役に立つ専門紙。月2回発行

大阪案内所要覧

旅行業務必携。大阪にある全国の出先案内所収録。18年版5月15日発売

旅行業者さく引

セールス必携。近畿エリア全登録旅行業者を掲載。毎年11月発行

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ