楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

それ、8%? 10%? 消費増税、気になる観光業界の「軽減税率」(1) 食品対応は旅館ホテルでも面倒だが

10月1日から、消費税が8%から10%に引き上げられる。前回2014年の増税と大きく異なるのは、低所得者対応で食品について軽減税率制度が設けられたこと。観光業界ではどのような役務が軽減税率の対象になるのか、注意が必要だ。

ルームサービスと客室冷蔵庫の違い

今回の増税では軽減税率制度が設けられたことで、税率が10%と8%の複数税率になる。このうち軽減税率は、食品表示法に規定する食品(酒類を除く)の譲渡(適用)と、週2回以上発行される定期購読の新聞が適用される。

面倒なのは食品についてで、外食やケータリングは軽減税率対象とならず10%が適用されることで、施設や利用形態などで個別の判断を求められる場合が多い点だ。

国税庁は消費税の軽減税率制度に関するQ&A(個別事例編)をウェブサイトで公開しているが、目次だけでA4判で24ページあり、全部で121の個別事例について見解が示されている。

個別Q&Aによると、ホテル旅館では、館内レストランでの飲食またはルームサービスについては「外食」とみなされ、軽減税率の対象とならず10%が適用される。ただ、客室に備え付けられた冷蔵庫のアルコール以外の飲料を販売する場合は、軽減税率の対象となり8%となる。

多少ややこしいのは、客室内の冷蔵庫販売商品の追加を頼まれるケース。軽減税率の対象となり8%だが、同じ商品でも飲食ルームサービスと一緒に注文された場合には10%になる。

(トラベルニュースat 19年9月10日号)

(次の記事)それ、8%? 10%? 消費増税、気になる観光業界の「軽減税率」(2) 車内販売は8で機内は10

この記事をシェアする
購読申し込み
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
海、大地が出会い、人暮らす—高知室戸世界ジオパークへ

四国最東南部の高知県室戸市。室戸岬で知られる自然豊かなまちでは、地球がダイナミックに躍...

新潟を味わうガストロノミーツーリズム

「新潟・庄内DC(デスティネーションキャンペーン)」が10月1日から始まった。期間は12月...

四県四色四国を彩る愛媛編

ラスト第4弾は愛媛県。瀬戸内海と温泉情緒が奏でる音色は女子をはじめ多くの人をひきつける...

トラベルニュース社の出版物
トラベルニュースat

観光・旅行業界の今に迫る面白くてときどき役に立つ専門紙。月2回発行

大阪案内所要覧

旅行業務必携。大阪にある全国の出先案内所収録。18年版5月15日発売

旅行業者さく引

セールス必携。近畿エリア全登録旅行業者を掲載。毎年11月発行

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ