今だからできること 観光業界“菌休対策”(4) 十石舟とびわ湖疏水船でセットツアー
初の商品化 アルファトラベル
また、京都市のアルファトラベル(森野茂社長)も、十石舟に「びわ湖疏水船」を組み合わせた特別ツアーを4月2日と6日に実施する。
ツアーは滋賀県大津市から、明治期の先人が作り上げた産業遺産の琵琶湖疏水を下り、南禅寺の散策や昼食を食べて、岡崎で十石舟に乗船する。旅行代金は1万8800円。両日とも6人限定。
森野社長は「疏水船と十石舟をセットにした初めての旅行ツアーです。京都の旅行会社として、京都の貴重な産業遺産と京都府旅行業協同組合の事業の柱である十石舟を組み合わせて商品化したかった」と話す。
びわ湖疏水船は、琵琶湖と京都市間の舟運を担い、1951年に一度途絶えた。18年に67年ぶりに観光船として復活、年間約95%の販売率という人気を誇る。
(トラベルニュースat 20年3月25日号)
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