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自給自足の楽園・宮古島 リゾートライフ柴山勝也会長に聞く(2)

"第2空港"開港で注目集める

―それはいつごろになるのですか。

平成16年(2004年)ごろです。宮古島初の分譲マンションを建てました。最初はなかなか売れませんでしたが、知り合いを通じて東京で売り出したところ大きな反響があり、なんとか軌道に乗せることができたのです。

―JC時代の先輩といい、人に恵まれていらっしゃるんですね。

バブル時代は勢いのまま、自分で確認せずスタッフ任せに投資してしまっていました。ただ、個人的な信用は失わないようにはしてきたと自負しています。ですから、再スタートを切る時は、自分がやりたいこと、夢を実現することに素直になろうと決意したのです。だから宮古島は、周囲に反対されてもやりきるという強い思いで取り組んでいったのです。

今年3月には、宮古島に近接する下地島に空港がオープンしました。この空港はそれまで、JALやANAのパイロット訓練施設として稼働してきたのですが、沖縄県の事業者公募で三菱地所が再開発に取り組み、リニューアル開港したんです。私どもの施設がある宮古島からは、観光スポットとしても有名な伊良部大橋を渡り、伊良部島を経由して結ばれています。すでにジェットスターなどLCCが就航し国際ターミナル機能も備えているので、リゾート空港としてのインパクトはかなり大きく、今、リゾートホテルの建設ラッシュでもあります。

自給自足の楽園としての魅力を保ちながら、宮古島の素晴らしさを伝えていきたいですね。

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