特集クローズアップ
海の京都に移住した若者たち 伝統産業を次代に紡ぐ―コウジュササキ・佐々木貴昭さん(3)/短期連載シリーズ
ツーリズムと移住 4回にわたり海の京都エリアを舞台に出会った移住者を紹介してきた。 UNWTO(国連観光機関)ではツーリズムと移住(Tourism&Migration)は連続した行為と定義している。1年以内をトラベル&ツーリズム...
海の京都に移住した若者たち 伝統産業を次代に紡ぐ―コウジュササキ・佐々木貴昭さん(2)/短期連載シリーズ
来訪者と関わることに喜び 一方で、帰郷して地域や人を改めて知ろうと、近所付き合いを積極的にしている。会社が重要伝統的建造物群保存地区にあるため「ちりめん街道を守り育てる会」に入り、地域活性化の活動に加わった。地域での人脈を広げているこ...
海の京都に移住した若者たち 伝統産業を次代に紡ぐ―コウジュササキ・佐々木貴昭さん(1)/短期連載シリーズ
江戸時代に発祥した絹織物「丹後ちりめん」。京都府北部は今も着物の生地の約6割を生産する国内最大の絹織物産地であり、和装文化を支えてきた。その300年の歴史と文化を継承、和装にとどまらず婦人向けのセーターなど洋装も製造するかたわら、「ちりめん...
奈良版ウェルネスツーリズム ロイヤルツーリスト・天川村で“水”を紡ぐ物語の旅(2)
「人と出会う醍醐味」 ツアー監修の橋本真季さん 橋本さんは言う。「水は漢方で『スイ』という重要な要素であり、生命の源です。ツアーでは、はじめに蟷螂の岩屋やかじかの滝、五大松鍾乳洞を見学いただき、龍泉寺さんでは水行や滝行を体験するなど天...
奈良版ウェルネスツーリズム ロイヤルツーリスト・天川村で“水”を紡ぐ物語の旅(1)
奈良市の株式会社ロイヤルツーリスト(吉野福男社長)は、フィトテラピスト(植物療法士)や漢方養生指導士などの資格を持つ橋本真季さんの監修でウェルネスツーリズムを展開している。今年2月に奈良市内で実施したツアーに続き、7月には奈良県天川村を舞台...
地域活性化をお手伝い 京旅協、着地型旅行商品の開発本腰(2) 「北山杉」「古都」の中川集落も商品化へ
地元とタッグでツアー化検討 京旅協では、京北エリアに隣接する京都市北区の中川集落の魅力を発信し、個人・小グループの観光客誘致にも取り組んでいる。すでに中川自治振興協議会(中田正信会長)と調整中だ。 中川集落は、全国ブランドの北山...
地域活性化をお手伝い 京旅協、着地型旅行商品の開発本腰(1) 京北でモニターツアー
京都府旅行業協同組合(森野茂理事長=アルファトラベル)が、京都市のグリーンツーリズム事業に協力し、市北西部に位置する京北エリアの活性化に一役買っている。高齢化や過疎化が進む地域へ観光客や交流人口を増やし、地域と農林業の活性化につなげることを...
里山の暮らしを感じるまち―移住定住促す 鳥取県智頭町(2)
豊かな子育ての場 「杉のまち」の魅力も 移住に際して気になるのは就業とともに子育て。智頭町で注目されているのは「森のようちえん」で、町内14カ所の森をフィールドとして自然の中で過ごすというもの。森林を活用し大人も子どもも育ちあう豊かな...
里山の暮らしを感じるまち―移住定住促す 鳥取県智頭町(1)
鳥取県東南部に位置する智頭町。町面積の93%が森林で、そのほとんどを杉が占める「杉のまち」として知られる。古くから因幡街道と備前街道が交差する交通の要衝で、人の往来が盛んだった。今、豊かな自然をバックボーンに、百人委員会という住民自治を推進...
フィリピンのプヤット観光大臣が来日、外国人旅行客の入国緩和やWTTCサミットをPR(2)
フィリピンも新型コロナウイルスによる感染拡大で、観光産業に大きな打撃を受けた国のひとつ。インバウンドが77・9%減、国内旅行客も82・3%減となり、約110万人もの観光従事者が一時的に失業した。政府主導で「健康」「安全」を最重要とするプロト...