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シンガポール発着クルーズ いち早く旅が日常化する海外

ようやく日本からの国際クルーズが3月から再開します。

国の指導の下、クルーズ業界団体および港湾団体がガイドラインを作成して、それに基づいて感染対策をたてた上での安心した受け入れで、世界一周途上の客船「アマデア」(元飛鳥)が3月1日に清水港に帰港するのを皮切りに、プリンセスの「ダイヤモンド・プリンセス」が横浜発着の日本一周クルーズを開始し、今年は32回の日本発着クルーズを計画しています。

また、HISとジャパネットは「MSCベリッシマ」を全船チャーターしてのクルーズを何度も行いますし、キュナードの「クイーンエリザベス」、シルバーシーの「シルバーウィスパー」、コスタの「コスタセレーナ」も日本発着クルーズを積極的に販売しています。

シンガポール発着の、昨年年末から新年にかけてのマレーシア・タイへの4泊ショートクルーズを、ロイヤル・カリビアン社の日本総代理店のミキツーリストが募集していたので、コロナ禍で3年近く行けなかった海外旅行の第1弾として体験してみました。

日本、シンガポール、マレーシア、タイの出入国がありますので、出入国審査、PCR検査やワクチン接種証明など、出かける前にいろいろ心配はしましたが、実際にはワクチン接種証明が求められただけで、それ以外はコロナ禍前とまったく変わらず、いずれもとてもスムーズに通過することができました。

シンガポールの街は、マスクをしている人も少なく、物価が日本よりかなり高いこと以外はかつての日常が戻っていました。

ここから乗船したのは、17万総トンの大型客船「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」で、シンガポール発着の比較的短いクルーズを実施しています…

(池田良穂=大阪府立大学名誉教授・客員教授)

(トラベルニュースat 2023年2月10日号)

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