新クルーズ学コラム

クイーンメリー2に乗る-老舗ブランドの重厚さに圧倒
2月に名門キュナードのフラッグシップ「クイーンメリー2」に初乗船しました。 キュナード社は英国の老舗客船会社で、かつては大西洋横断定期航路に「クイーンメリー」や「クイーンエリザベス」などの大型豪華客船を配船していました。しかし1960...

八重山観光に新しい波-快適な新造高速旅客船「あやぱに」
日本各地の多くの離島が過疎に直面し、さらに観光客の獲得もままならない状況にある中で、成功事例の一つに挙げられるのが、石垣島を中心とする八重山地方です。 約10年前に取材した時には年間80万人程度の入込数で、その多くが高速旅客船を利用し...

地中海クルーズ-効率的な欧州観光が実現
前回はフライ&クルーズについて書きましたが、そのフライ&クルーズを利用して地中海クルーズに乗船しています。船は17万総トンの新鋭船「MSCメラビリア」でイタリアのジェノバ港から乗船しました。かつての大西洋横断定期客船のターミナルだった由緒あ...

フライ&クルーズの魅力
巨大なレジャー産業に成長した現代クルーズの成功要因の1つがフライ&クルーズにあると言われています。その字の意味するとおり、飛行機とクルーズを組み合わせたパックツアーで、クルーズの発着港までは高速の飛行機で移動して、そこから客船に乗ってクルー...

カジュアルクルーズの旅 さんふらわあ姉妹で鹿児島へ
昨年、大阪南港と鹿児島の志布志を結ぶカーフェリーが新造船に代替され、運航するフェリーさんふらわあは、クルーズフェリー化を狙って旅客需要の喚起に力を入れています。そのキャッチフレーズは「カジュアルクルーズ」。毎日決まった港から出航するフェリー...

クルーズ・オブ・ザ・イヤー2018 飛鳥Ⅱの世界一周がGP
今年も余すところあとわずかとなりました。そして恒例のクルーズ・オブ・ザ・イヤーが発表になりました。この賞は、クルーズ客船または外航フェリーを運営する会社の業界団体である日本外航客船協会が、その年にクルーズ振興に目覚ましい貢献をした旅行商品な...

ぱしふぃっくびいなす 就航20周年で記念クルーズ
クルーズ客船「ぱしふぃっくびいなす」が、今年は「就航20周年記念」と銘打って様々なクルーズを行っています。 10月末に、乗りやすい週末を使った3泊4日のクルーズがあったので乗船しました。神戸港を金曜の夕刻に出港して、有名な釜山の大花火...

クルーズの経済効果-買物代が一般観光客の3倍
クルーズ客船がやってくると大きな経済効果があると言われています。その一つが乗客が上陸して使う消費ですが、その金額を正確に把握するのは容易ではありません。各港で調査が行われていますが、この結果がばらばらで、どのくらいの消費額が本当なのかがよく...

日本クルーズ市場にも成長の兆し
最初に、前回のコラムの訂正です。昨年度の中国のクルーズ人口を477万人と書きましたが、この統計は、中国の港からクルーズ客船で出国・入国した人の数とのことで、クルーズ人口は、このほぼ半分の約240万人が正しい値です。お詫びして訂正いたします。...

急成長する中国のクルーズマーケット
昨年10月、再開した本コラムの第1回目に「中国から大挙押し寄せる大型クルーズ客船」として「中国のクルーズが急成長して、そのクルーズ人口が200万人を超えた」と紹介しました。 この6月に、長崎県のクルーズ需要予測調査にアドバイザーとして...