楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

震災から3年9カ月− 熊本県阿蘇市/阿蘇の司・國米由公江さん

湯の宿味の宿 梅乃屋佐伯あい子様よりバトンをいただきました、阿蘇の司の國米由公江と申します。

熊本地震から3年9カ月が過ぎました。その際は全国の女将さん、たくさんの方々より励ましのお力とお心をいただきまして、誠にありがとうございました。震災直後に、災害大国の日本でいろいろな準備を想定内にすることがもっとあったのではないかと反省もありましたが、ここでも各地の女将方々より的確な助言をいただくことができました。感謝に尽きません。

2020年度は、災害後通行止めになっていた国道57号線が開通し、JR豊肥本線も開通予定と待ちに待ったインフラ整備が整ってくる年となります。8割ほどお客様が戻っていただく中で、ここ2年間は売上が横ばいで厳しい状況が続いております。日ごろ、何気ないインフラのありがたみを身にしみて実感している次第です。

ミシュラングリーンガイド、世界ジオパーク、世界農業遺産に認定されている阿蘇にはインフラが整えばいろいろなお客様にまたお越しいただけるポテンシャルがあると信じております。

そのための準備として「観光業の人材育成」「適正価格の回帰」を着実に地域の方々とともに前進させていき、全国的な人手不足の中で一人ひとりの技術的、精神的なレベルアップを図りITCを駆使して、お客様にとって最善のおもてなし環境を守りつつ、働きやすい環境改善を進めてまいります…

(JKK=全旅連女性経営者の会リレーコラム)

(トラベルニュースat 2020年1月25日号)

続きをご覧になりたい方は本紙をご購読ください
この記事をシェアする
購読申し込み
今読まれているニュース
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
個性全開、輝き増す山陰紀行・島根鳥取西部編

島根県では美肌県を前面に、2023年に高視聴率を記録したテレビドラマ「VIVANT」のロケ...

個性全開、輝き増す山陰紀行・鳥取東部三朝編

「蟹取県」「星取県」に続き、辰年の今年は「とっとリュウ県」―。県の形が龍に見える?ことから...

「光る君へ」稀代の女流作家の足跡求め・滋賀大津

後世に深く濃く語り継がれる名作を描いた女流作家は、混沌とする世の中を、愛を持って駆け抜けた...

トラベルニュース社の出版物
トラベルニュースat

観光・旅行業界の今に迫る面白くてときどき役に立つ専門紙。月2回発行

大阪案内所要覧

旅行業務必携。大阪にある全国の出先案内所収録。19年版発売中!

旅行業者さく引

セールス必携。近畿エリア全登録旅行業者を掲載。22年版発売中!

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ