楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

新型コロナウイルス感染症流行から2カ月

令和2年を普段通りに迎え、一年の計は元旦にあり…そんな平穏な新年を迎えたはずが、新型コロナウイルス情報が飛び交い、対岸の火事とは言えなくなりました。前回は、こんなに長引く想定をしておらず、今こそ準備期間と捉え、お客さまを安心してお迎えできるよう、施設に隠れている障壁を取り除こう…そんな話の流れでしたね。

1カ月が経過し、今は毎日が不安ですが、まずは感染を拡大させないためにも主催者側として「密閉空間・密集場所・密接場面」という3つの「密」が重ならない工夫の中で、飛沫感染と接触感染をさせないことが一番です。

私たちが主催する「サービス介助士」の資格取得講座も4月末までの全講座を中止いたしました。どんなに受け入れの段階で、万全だと確信し努めたとしても、感染場所となりやすい交通機関のつり革、手すりなどから手にウイルスが付着したまま、その手で口や鼻を触って粘膜から感染することが考えられます。その手が周りの物に触れると、またそこにウイルスが付着してしまいます。そうなると、ウイルスが放出される可能性がある場所には、一定期間外出しないことが一番であると考え、中止の判断をしました…

(喜山光子=公益財団法人日本ケアフィット共育機構)

(トラベルニュースat 2020年4月10日号)

続きをご覧になりたい方は本紙をご購読ください
この記事をシェアする
購読申し込み
今読まれているニュース
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
新・観光スタイル打ち出す三重伊勢志摩

伊勢神宮をはじめ、数多くの観光スポットが点在する伊勢志摩。秋の本格的な観光シーズンを控え、...

「天領」大分日田・天ヶ瀬で温故知新の旅

4―6月に展開されていた「福岡・大分デスティネーションキャンペーン(DC)」は地域に“あた...

観光先進地・岐阜下呂が贈る心にしみる旅

持続可能―。地域の維持、そして未来への発展に向け各地で取り組みが進むが、岐阜県下呂市が展開...

トラベルニュース社の出版物
トラベルニュースat

観光・旅行業界の今に迫る面白くてときどき役に立つ専門紙。月2回発行

大阪案内所要覧

旅行業務必携。大阪にある全国の出先案内所収録。19年版発売中!

旅行業者さく引

セールス必携。近畿エリア全登録旅行業者を掲載。22年版発売中!

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ