サービス介助士の心構え
2021年も新型コロナウイルスからスタートすることになりそうですが、私たちにできることは徹底した感染防止しかありません。ワクチンが承認されるニュースも多く聞けるようになったものの今は一人ひとりの新しい生活様式を具体化していきましょう。
サービス介助士の活躍を広く普及する私たちも、従来の心身機能の制限を原因とした障害を取り除くことだけでなく、障害の社会モデルを理解することで、障壁を取り除くのは社会の責務である、つまり障害を自分事として捉え、知識・対話・実践から障壁を取り除いていきます。一方的なお手伝いではなく、しっかり「対話」を持つことで、「手伝って良かった」「手伝ってもらって良かった」と感じ合える関係を作っていくことがサービス介助士の使命だとも考えています。
今、多くの人が不安を募らせ、心を痛めています。テレビをつければ、朝から晩までコロナ感染者数と切迫した医療現場の状況が流れています。苦しんでいる人を見て、自分まで苦しくなってしまう。暗い報道が続く中で、自分の心まで疲れてきってしまう人もいます。心が苦しくなりすぎた今だからこそ、優しさと強さと健康が必要です…
(喜山光子=公益財団法人日本ケアフィット共育機構)
(トラベルニュースat 2021年1月1日号)
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