共創の旅―サービス介助士日誌コラム

「気づき」こそ新入社員研修の醍醐味
4月を迎え、お陰様で今年も多くの法人様から新入社員研修のご用命をいただいております。新入社員研修の主軸である「接遇」も非常に多岐に渡るもので言葉づかいや立ち姿、お辞儀の角度だけではなく、お客様の多様性、さらには障害の特性を知ることから、お客...

サービス介助士取得者数20万人突破!
おかげさまで、私が所属しています公益財団法人 日本ケアフィット共育機構が認定・運営する資格「サービス介助士」が2022年2月、取得者数20万人を突破しました。 00年から始まった当初は、介護保険法が施行されたことで高齢者への福祉が注目...

住まいの中にある社会的障壁
先日、不動産業界の皆様と住まいの中にある障壁について考えてみました。マンションや戸建て住宅の販売を手掛ける方々はどんな想像をしているのでしょうか。 コロナ禍での対面営業では、感染対策の徹底から接遇を考えます。「配慮」とひと言でいっても...

視覚障害者の社会的障壁と合理的配慮
バリアフリー社会を目指していく中で、生活の中で生じる不便や困りごとを「障害」と呼んでいますが、その障害が起こる原因が個人の心身機能に制約があるために起きているのか、社会のしくみに原因があるのか、そんな議論がされています。 多様な人々を...

「子ども用車いす」をご存知ですか?
子ども用車いすは、ベビーカーと誤認され、混雑する交通機関の車内では「たたんでください」と言われたり、「こんな大きなベビーカーで乗るなんて非常識」と非難されたりします。 乗車時の介助を依頼すると「ベビーカーは介助できません」と断られたり...

いま改めて考える「接遇」って?
新型コロナウイルス感染症が収束したわけではないですが、緊急事態宣言が解除され、社会が動き始めました。閑散としていた街中、交通機関にも確実に人の姿が増えています。新しい生活様式を守りながらの今回のテーマ「接遇」。 国土交通省でも感染症対...

「心のバリアフリー認定制度」がスタート
2020年を機に「共生社会」や「心のバリアフリー」という言葉を様々な場面で見かけるようになりました。そして、観光施設における心のバリアフリー制度として第一弾の66施設が認定されました。ともにバリアフリーに関する教育訓練を実施してきた観光施設...

“認知症”対応の公共交通接遇ガイドライン策定!
国土交通省では、令和元年6月18日に決定した「認知症施策推進大綱」やSDGsの「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包括性のある社会の実現のために、公共交通事業者に向けた接遇ガイドラインにおいても、認知症の人に対する対応の際の留意点をまと...

心のバリアフリー認定制度の創設
バリアフリー法の改正に伴い、観光施設が積極的にバリアフリー対応に取り組んでいることを認定する制度が創設されました。宿泊施設、飲食店、観光案内所などが該当施設です。 認定基準としては、次のことをすべて満たす必要があります。 (1)...

「障害者差別解消法改正法」が成立
「障害者差別解消法」は、すべての人が障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に向け、障害を理由とする差別の解消を推進することを目的として、2013年6月に制定され、16年に施行されました...