楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

消去法人生を歩む子どもたち

最近「結婚したくない」という女子の声をよく聞くようになりました。人間関係が面倒、ひとりが楽、という理由のようです。それも個性なのでとやかく言うことではないのですが、社会に問題があることは認識しておかなくてはいけません。

少子化の帰結として、若者の自己肯定感の低下が指摘されています。自分に自信がない割に承認欲求は高く、他者と協働せずに自分でなんでもやってしまう若者たち。幸せな家庭に育ち、実家にいることが幸せで、他者をなかなか心から信じることができません。

その結果、家庭、育った町という小さな世界で生きていくことを目指しています。希望する職業は、地方公務員…。それがいけないというわけではありません。ただ、理由が「安定しているから」と聞くと、それは違うと言いたくなります。地方消滅が囁かれる中でどれだけ公務員がたいへんな職業か。他者と協働しながら、自己犠牲の精神で働き続けなくてはいけない仕事です。

観光も人気があります。なぜなら、お客様の笑顔に触れられるからと。もっとストレートに言えば自己の承認欲求をお客様に満たしてもらえるからと言い換えることができます…

(井門隆夫=高崎経済大学地域政策学部観光政策学科教授)

(トラベルニュースat 2020年11月25日号)

続きをご覧になりたい方は本紙をご購読ください
この記事をシェアする
購読申し込み
旅館ホテルの事業再生
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
三重鳥羽が拓く安心安全ベースの観光新時代

コロナ禍の出口に光が射し、旅行市場もようやく動き始めた。三重県鳥羽市は早くから安心安全な...

観光新時代の先駆け岐阜県下呂

“観光新時代”が加速することを予見していたのか−。そう思わせるほどに、岐阜県下呂温泉の観...

反転攻勢へ和歌山県観光ダイヤモンドイヤー

コロナ禍からの反転攻勢―。日本全国各地が地域経済復活へ掲げる旗頭だが、和歌山県には千載一...

トラベルニュース社の出版物
トラベルニュースat

観光・旅行業界の今に迫る面白くてときどき役に立つ専門紙。月2回発行

大阪案内所要覧

旅行業務必携。大阪にある全国の出先案内所収録。19年版発売中!

旅行業者さく引

セールス必携。近畿エリア全登録旅行業者を掲載。20年版発売中!

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ