コロナ禍こそ耳を澄ませ
秋を迎えて、ようやく旅行客の動きが出てきたと喜んでいたら、感染者増大による第3波の到来。政府や医療関係者が深刻な面持ちで感染拡大を懸念しその対応を語り、それをテレビの報道番組やワイドショーがこぞって取りあげる。せっかくの観光シーズンに動き出した旅行客からはキャンセルが続出している。
心が折れてしまいかねない現状だが、そんな環境下でも朗報はある。旅行の手配は中小旅行会社を、という動きが目につくようになってきたことだ。ある温泉観光地はコロナ禍のなかにもかかわらず、全国の中小旅行会社を対象に全国行脚した。また奈良県の著名な寺院からは、一般客では見たり体験できない特別なプランを中小旅行会社に提供していきたい考えがあると聞いた。
なぜ中小旅行会社なのか。大手の場合、3年ほどで転勤や異動で担当者は変わるが、中小旅行会社には転勤がない。地元に密着し顧客を持っているのは、地域の人たちに支持されていないと仕事が成り立たない信用があるというわけだ。
中小旅行会社を頼ろうとしている動きがある今、なんとか踏ん張ってウィズコロナが定着したときに、万全な体制で仕事ができるようにしておきたい。今は苦しいが体力づくりの期間であると捉え、朗報をキャッチし前向きな行動を進めたい。
(トラベルニュースat 20年11月25日号)
- 地元商店と一緒に誘客(25/11/27)
- 車窓越しの交流で集客(25/11/13)
- 町の本屋さんから学ぶ(25/10/28)
- リアリティが名作を生む(25/10/14)
- 万博会場で示した決意(25/09/26)
- 動いてナンボが観光人(25/09/12)
- 地域をカイゼンする(25/08/29)












