旅行業プラス・ワン 全旅・中間社長3期目の決意(2) 5600社の価値創造
地域貢献で生き残り策
こうした会員の収益につながる施策を次々に打ち出してきたが、旅の原点に中間社長は思いを馳せる。
「人と人とが介することこそが旅。我々の経験値は、お客さんにお返しできるものが必ずあるはず。ともすればお山の大将になりがちな我々ですが、全国5600社のネットワークを発揮することで、その価値をさらに高めることもできます。市場減少は避けられず手数料で食べていけなくなります。その時に何をするか。旅行業プラスワンで生き残りを図っていくしかありません」
中間社長が描くプラスワンは、地域に貢献し活性化していくことに加勢していくところにあるとみる。「七人の侍」という全旅役員とともに「立ち止まらず、妥協せず、欲なく良くする」と、3期目を迎える。
(トラベルニュースat 19年6月25日号)
(前の記事)旅行業プラス・ワン 全旅・中間社長3期目の決意(1) 会員向け施策など奏功
1面記事 の新着記事
- 若い力で観光業をけん引 全旅連青年部「宿観光旅博覧会・宿フェス」(24/03/13)
- 名古屋から観光復興を発信 国内観光活性化フォーラムと全旅インバウンド商談会(2) 台湾・韓国の旅行35社を招へい(24/02/28)
- 名古屋から観光復興を発信 国内観光活性化フォーラムと全旅インバウンド商談会(1) 愛知県へ10万人送客を決議(24/02/28)
- オール関西で送客支援 石川県・山代温泉と旅行会社が意見交換(2) 被災地へ義援金ツアー即決(24/02/13)
- オール関西で送客支援 石川県・山代温泉と旅行会社が意見交換(1) 地元旅館関係者が現況報告(24/02/13)
- 復旧支援へ観光の力 令和6年能登半島地震(2) 和倉・加賀屋小田社長「北陸の宿泊観光の灯を消さないで」(24/01/25)
- 復旧支援へ観光の力 令和6年能登半島地震(1) JATA髙橋会長「最大限の努力」を表明(24/01/25)