観光業再生こそ使命 JATA髙橋会長が新春会見(1) 新たなツーリズム構築に意欲
日本旅行業協会(JATA、髙橋広行会長=JTB会長)は1月12日、東京・虎ノ門で新春記者会見を開いた。例年、新年には会長会見を行ってきたが、昨年12月の会長交代に合わせ、新たに副会長2人が就任し執行部が刷新されたことで、会見にはお披露目も兼ね正副会長4人全員が出席した。
新たな道を追求
髙橋会長は冒頭、「コロナとともに2度目の正月を迎えました。オミクロン株の急拡大はあるものの、ワクチン接種率は高まり、経口治療薬もいきわたれば大いに期待できる年になります。JATAの最大の使命は観光業の再生です。再生は元に戻ることではなく、到来するニューノーマルにふさわしい新たなツーリズムの形を作ること。今は不況のどん底にありますが、新たな道を追求していく」と新会長としての決意を示した。

昨年実施したワクチン・検査パッケージ実証実験の
好結果を話した髙橋会長
その上で国内旅行、海外旅行、訪日旅行の見通しについて次のように話した。
(トラベルニュースat 22年1月25日号)
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