ポストコロナはLGBTQ 大阪観光局(2) オール日本で世界の市場へ
アジア初開催で万博につなぐ
会議であいさつした大阪観光局の溝畑宏理事長は「アフターコロナで2022年から国際観光の競争が始まります。世界の中で選ばれる都市になるためにLGBTQを積極的に受け入れたい。総会は大阪で開きますが、アフターコンベンションで日本各地にLGBTQ旅行者が訪れます。総会誘致をオールジャパンで進めていきましょう」と呼びかけていた。
すでに誘致活動は始めており、イタリア・ミラノで開かれるIGLTA22年度総会を経て、今年末から来年始めにも24年の開催地が決定される見通しだ。
溝畑理事長は「25年の大阪・関西万博の前年に総会を開くことで、日本中がLGBTQツーリストの受け入れに積極的だと認識させたい。開催地が決まる2023年を日本のLGBTQツーリズム元年に」と意欲を示していた。
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旅行業界では、日本旅行(小谷野悦光社長)が教育現場におけるLGBTQの課題解決に取り組む。同社の西日本営業本部 がアウト・ジャパンとアドバイザリー契約を 締結。西日本エリアの教育現場へのサポートを始める。
性的マイノリティであるLGBTQへの理解が希薄で、学校など教育現場ではいじめなどが発生していることから、教職員向けの研修やセミナーをサポート。また修学旅行の受注の実績から、教育旅行における適切なアドバイス・サポートを行っていくとしている。
西日本営業本部管内の教育旅行支店、法人支店を窓口としサービスを提供する。
(トラベルニュースat 2022年6月10日号)
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