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DCを地域の推進力に 新幹線開業控え全国宣伝販売促進会議(2) 25年4-6月「大阪DC」

府下全域に分散化促す 大阪観光局が意見交換会

公益財団法人大阪観光局は11月21日、大阪府下の市町と旅行会社を集め「大阪観光素材意見交換会」を大阪市内で行った。25年4月11日に開幕する大阪・関西万博と、同年4―6月に展開する大阪DCに向けて、大阪府下の観光素材の磨き上げとアトラクション化を促すことが目的。市町担当者と旅行会社は忌憚のない意見を交わし、市町同士でも連携、協働を図る交流を深めた。

意見交換会は昨年から始めて3回目。今回は堺市や箕面市、枚方市など21市町が参加した。旅行会社はJTBやANAあきんど、全旅協大阪府旅行業協会など約20社が意見交換に臨んだ。ワンターム8分間という限られた時間の中で、市町の魅力、商品化へのアドバイスなど熱心にやり取りする姿が見られた。

大阪観光素材意見交換会

市町担当者と旅行会社が意見交換

大阪観光局の塩見正成マーケティング事業部長は「万博とDCという目標がある大きなチャンス。大阪市内に偏重している観光客を府域全般に広げ地域の生産性を上げたい。チーム大阪として取り組み、大阪観光の将来像を旅行会社、市町の皆さんと一緒に描いていきたい」と話していた。

(トラベルニュースat 2023年11月25日号)

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