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古都の伝統工芸で館内を彩る オリエンタルホテル京都ギャラリー

ホテル開業ラッシュが続く京都市に9月2日、また1軒新たなホテルが生まれた。ホテルマネージメントジャパン(東京都)が運営する「オリエンタルホテル京都 ギャラリー」がそれだ。

ホテルは地上7階建て、延床面積約4615平方メートル。客室数150室、カフェ52席の宿泊特化型ホテル。コンセプトは「The Essence of Kyoto」に設定。“今と昔を繋ぐ”として、エントランスからロビー、フロント、カフェから客室に至るまで、宿泊客が歩く動線に沿って京都の伝統工芸を随所にとりいれた。

縦格子と市松模様をあしらったエントランスを入れば、京焼清水焼の作品が出迎え。ロビーには扇子や掛け軸が飾られ、フロントの正面の背後には、琳派と呼ばれる伝統技法を用いた作品「燕子花図(かきつばたず)」が目を引く。土間風の床、カフェとの空間には木組を巧みにあしらい、伝統技術と文化を肌で感じることができる。工芸作品は季節に応じて入れ替える予定で、まさにギャラリーである。

各階のエレベーターホールにもタイルアートが飾られ、それぞれテーマを五山の送り火、春の桜、若葉、清流、紅葉に設定。各フロアで京都の四季を楽しめる。

客室は、ベッドルームとの境に木枠の片面に和紙を貼り、その一部を透明ガラスとして「雪見障子」風の引き戸を設けたり、墨で濃淡・明暗を表現する「水墨画」をモチーフにしたデザインを施した。1室の広さはスタンダードダブルの約17平方メートルからコーナースイートの同44平方メートル。129室あるツインのうち53室を占めるスタンダードツインで同18平方㍍。ベッドはシモンズ社製の幅1100−1800ミリを導入した。バスタブはなくシャワーブースを主体としている。客室料金はスタンダードタイプで約1万円、コーナーツイン同約2万円としている…

(井村日登美=ホテルジャーナリスト)

(トラベルニュースat 2019年9月25日号)

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