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シックスセンシズ京都 日本初進出ラグジュアリーブランド

インバウンドが回復基調になり東京や京都、大阪はコロナ前の状況に戻りつつある。それに合わせて世界的な観光都市・京都は新規ホテルラッシュが続く。しかも外資系のラグジュアリーホテルが多い。これが意味するのは適切であるかどうかはわからないが、京都が世界の都市のなかでもっとも“儲かる”ロケーションなのであろう。

日本初進出も多く、今回紹介するラグジュアリ―ブランド「シックスセンシズ京都」もその一つ。インターコンチネンタルホテルズグループの最上級ホテルブランドで自然派ラグジュアリーホテルとして「ウェルビーイング」「サスティナビリティ」「地元京都文化との調和・融合」を最重要項目として力を入れている。

ホテルは4月23日、清水寺、三十三間堂、豊国神社などに近く、古都・京都の良さを十分に楽しめるエリア、京都市東山区にグランドオープンする。

敷地面積約4858平方メートルに地上4階地下2階建て、延床面積は約1万1170平方メートル。外観に格子を用い、門を構えたエントランスなど伝統的な日本の建築様式美を取り入れている。内観も木質など自然素材を多用し、京都の伝統美を尊重した上質な空間を創造している。

客室は、広さ約42―238平方メートルで、計81室。最上クラスの客室は「3ベッドルーム・ペントハウス・スイート」は、屋上テラスとともに最上階を貸し切りで利用することができ、3世代旅行やグループなど多様な客層に対応できる。客室の窓からは中庭や隣接する神社の庭園、京都の自然や街並みなど、京都のロケーションをいろんな切り口で楽しめる。

付帯施設は、中庭に隣接して広く開口部を設けたオールディズダイニングをはじめ、寿司レストラン、ラウンジ、バーなどを備える。

特徴的な施設は、「シックスセンシズ・スパ」だ。男女温浴施設をはじめ、屋内プール、ジム、ヨガなどの専用施設を備えている。

ホテルが力点を置く「ウェルビーイング」とは…

(井村日登美=ホテルジャーナリスト)

(トラベルニュースat 2024年3月25日号)

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