遠く離れた海を守る活動 小関由紀子さん/山形県尾花沢市・仙峡の宿銀山荘
皆さま、ご無沙汰しております。岩手県・新安比温泉清流閣の橋本英子さんよりバトンを受け取りました、山形県・仙峡の宿 銀山荘の小関由紀子と申します。
昨年来、コロナ感染で宿泊業はたいへんですね。何とか頑張りましょう。さて、今回はおかみ会の活動の一つを紹介します。
私たちは、平成8年(1996年)に「銀山温泉おかみ会」を発足しました。山形新幹線が来ることになった11年(99年)から、ゴミ拾いを始め、今年で22年になります。
そんな私たちのもとへ海と日本プロジェクトの方がいらして、海のゴミについて説明をしてくれました。川から海に流れてきたプラスチックゴミは、砂のように細かく砕かれ、海中を浮遊し、それを魚が食べ、その魚を人間が食べると言うのです。海から遠く離れたこの銀山で捨てられたゴミは、風に飛ばされ川に入り海へ行く。そして魚が食べる。銀山と海はつながっている。だから、ゴミが川に入る前に拾わなければならないと意識するようになりました。…
(JKK=全旅連女性経営者の会リレーコラム)
(トラベルニュースat 2021年8月25日号)
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