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「ジェームズ・ボンドが愛した朝食」 美味しくも、もう少し「お遊び心」がほしい

このコラムの連載開始の時のテーマは、2006年、ダニエル・クレイグの映画「007 カジノロワイヤル」についての感想だったように記憶する。当時、毀誉褒貶だった金髪で、どちらかというずんぐりむっくり系のボンド登場で大きな話題になってなっていたが、ともするとマンネリに陥りがちのシリーズものに「喝!」を入れるならこれくらいのイノベーションは必要だ、という論旨だったと記憶する。

それから13年。クレイグ主演のボンド最後の作品として”No Time to Die”の公開が近い。

それもあってか、東京・芝のザ・プリンス・パークタワー東京で「ジェームズ・ボンドが愛した朝食」なる再現メニューのイベントが行われている。

イギリス政府が2019年の夏ころから展開している英国フェアへのパークタワーの協力がこういう形になった。

メニューは11月1日—12月25日まで同ホテルのロビーラウンジに1日5食限定で提供されている。定価6千円(税サ別)。

メニューは「ジェームズ・ボンド仕事の流儀」なる本の著者で、経営コンサルタントをされている田窪寿保氏が監修したもの。内容はカリカリに焼いたブラウントースト、吟味されたストロベリージャムとマーマレード、卵はミルクを入れないで作るスクランブルエッグとゆで卵…

(松坂健=元跡見学園女子大学観光コミュニティ学部教授)

(トラベルニュースat 2020年1月1日号)

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