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「『週刊文春エンタ!』を読む」 文化を感じない!いまのエンタメ事情

このところ自信喪失というか、このまま観客力を続けてもいいのか、というのは大げさにしても、コロナがきっかけでもないと思うが、エンタテインメントシーンの変ぼうぶりに戸惑っている。

というのも、週刊文春編集部が毎年年末になると刊行するローソン限定発売の「週刊文春エンタ!」を手に取ったからだ。

問題はそのコンテンツ。なんとまあ、僕が知らないことだらけだ。え〜、こんなに話題に乗り遅れては、観客力どころの話じゃないな、と。

だいたい、表1面にアップで載っているお兄さんからして馴染みがない。広瀬アリスのロングインタビューはいいとしても、先年自死された三浦春馬さんの手記(三浦さんについて辛うじて名前くらいは)、それにいまだにシン・エヴァンゲリオン、美少女戦士セーラームーンかよお、って感じ。

そして、韓流の大特集。『利泰院クラス』って何じゃい。J・Y・パークっておじさんもよく分からない。そして、袋綴じで『愛の不時着』研究読本とくる。

本当は『鬼滅の刃』に行きたいところだろうが、おそらく版権がらみで動きが取れなかったのだろうなと思う。

こうしてみると、今のエンタメの柱は、(1)NiziUに代表されるアイドル(2)韓流エンタテインメント(第三次とも四次とも言われる)(3)アニメ(昔のものの現代的再現)ということになるだろうか?

それでもだ、ざっと雑誌の中身を見て感じられたのは、そこに文化に新しいものを加える力が減っているなあ、ということだ…

(松坂健=元跡見学園女子大学観光コミュニティ学部教授)

(トラベルニュースat 2021年1月1日号)

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