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緊急事態時に“見えてしまう”心のバリア

西日本を中心に記録的な大雨が降り続き福岡、佐賀、長崎、岡山、広島、鳥取の6県に対し「生命に重大な危険が差し迫った異常事態にある」として大雨特別警報が発表されました。この豪雨は「特定非常災害」に指定されました。

広島で「サービス介助士」教習を担当していたスタッフは、受講者を安全に帰宅させるため予定より早めの進行で、全員が大事なく帰路につきました。講師陣も新幹線へと向かった途端、運転は中止されました。再開の目途が立たない以上、ホテルを探すしかない。6日の宿泊先は労せず確保!

しかし、天候は回復せず、翌早朝には延泊を申し出ましたが、返事はNO! 事情を説明しても時間通りチェックアウトしていただくしかない…。せめて次の安住先が見つかるまでロビーの一角を貸してほしいと頼みましたが、これもNO! ホテル側の事情もあるでしょうが緊急事態です。せめて理由を、せめて代案を…。これがホスピタリティを掲げるホテルの対応なのかとガッカリした瞬間でした。

ホテルマンにはどんな「心のバリア」があったのでしょう。何とか身体を休める場所を確保し、自宅に戻れたのは2日後でした。

事件は続きます…

(喜山光子=公益財団法人日本ケアフィット共育機構)

(トラベルニュースat 2018年7月25日号)

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