楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

障害の「社会モデル」−聞こえない−(1)

いよいよ2020年オリンピック・パラリンピック開催まで1年を切りました。様々なお客様をお迎えするホスト国として、私たちの意識はどこまで変えられるのでしょうか?

聴覚障害についての理解を深める際に、様々な困りごとが障害当事者の心身機能が原因と考える「医学モデル」と、社会的障壁により日常生活に不便が生じている、つまり社会のつくりや仕組みが障害を作っていると考える「社会モデル」の捉え方があります。

そもそも聞こえないことによって、どんな困りごとがあるのか?

例えば、宿泊施設を利用する際、「聞こえづらい(聞こえない)ので、フロントスタッフの説明が良く理解できない」。この「〜できない」ことの原因を「耳が悪い」「聞こえない」という心身機能に原因があるとする「医学モデル」では、同時に当事者が直面する困難を解消する責任も障害当事者に負わせることにつながります。なぜなら、そもそもの原因は「聞こえない」ことにあるので、当然その治療やリハビリテーションも含めて、まずは本人に聞き取る努力をしてもらわなければならない、という理屈です。つまり聞こえなければ補聴器でなんとかする、という努力を求めているのです…

(喜山光子=公益財団法人日本ケアフィット共育機構)

(トラベルニュースat 2019年9月10日号)

続きをご覧になりたい方は本紙をご購読ください
この記事をシェアする
購読申し込み
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
緋色に染まる秋の滋賀

滋賀県の秋はパッチワークのように色鮮やか。琵琶湖は青い水をたたえ、山々は紅や黄に緑も混じる...

令和に号令、山陰新時代鳥取編

令和の時代に飛躍を図る山陰観光の今をお伝えする特集後編は鳥取県にスポット。道路網が充実、周...

令和に号令、山陰新時代島根編

山陰では今、令和の時代に飛躍を期する様々な取り組みが進行中だ。山陰デスティネーションキャン...

トラベルニュース社の出版物
トラベルニュースat

観光・旅行業界の今に迫る面白くてときどき役に立つ専門紙。月2回発行

大阪案内所要覧

旅行業務必携。大阪にある全国の出先案内所収録。18年版5月15日発売

旅行業者さく引

セールス必携。近畿エリア全登録旅行業者を掲載。毎年11月発行

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ