楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

未来への道標コラム

虎も宿も若い世代に委ねる時

21/09/27    

阪神タイガースが今年はペナント終盤まで頑張っています。そんな話題も20年に一度。お赦しください。 私事で恐縮ですが、愚息が今でも言っているのは、唯一父親から受け継いだのは(洗脳とも言いますが)タイガース愛だったと言っています。それしか...

「日本化」の犠牲者から脱却する

21/08/26    

コロナ禍が長引き、中小企業の多い宿泊業はじめ観光産業が正念場に立たされています。中小観光事業者は手元流動性が低く、危機が少しでも長引くと手元資金が枯渇してしまいます。多くの補助金が用意されても、全額交付でない限り、自己資金が準備できずに諦め...

上質な消費を促す観光地に

21/07/26    

地方旅館や温泉地への投資が活発になりつつあります。今年の公示地価上昇率トップは北海道ニセコ。白馬や軽井沢などのリゾート地が上位に並びます。 投資には外資が含まれていることも想定できますが、今後人気が出ると思われるのが、隠れたリゾート地...

短期思考にオサラバを!

21/06/28    

世界的な流れになっているSDGsの動きですが、日本ではなぜ「やらされ感」があるのでしょうか。学生からそんな質問がありました。 まずもって、それは非産油国の安全保障につながるからですが、米国の傘の下で安穏としている日本では理解しにくいと...

貨幣に代わる社会的インパクト

21/05/26    

いま経済の流れには大きく2つの流れがあり、私たちはその両方に対応していかなくてはなりません。 ひとつは、経済成長を求め続けるネオリベラリズムの流れ。現政権も成長のために国民の自助努力を求めています。世界中で労働人口の減少が始まり、高齢...

宿泊業を非常時のシェルターに

21/04/27    

200年前、産業革命が起き、石油が発見され、経済成長を前提とする資本主義が続いてきました。乱暴に言ってしまうと、資本主義とは物質的豊かさをエサに誰かから労働力や環境を収奪し、差益で経済をまわすという仕組みでした。 第三世界の労働力や資...

経済が定常化し観光を再定義

21/03/26    

国の補正予算を使った補助金が今年は半端ない金額でアフターコロナに経済を活性化したいという意志が伝わってきます。しかし、補助金名には「再構築」「再生」といった言葉が並びます。このことから過去の延長ではいけないということに気づくことがとても大切...

「トラベルP」登場の時代間近

21/02/26    

音楽の聴き方がCDや楽曲ファイルのダウンロードから、ストリーミングや動画配信サービスに変わったことにより、新曲の出るスピードや量がどんどん増えています。その背景にあるのがテクノロジー。 最近、若い方がよく聴いているYOASOBIやヨル...

思考停止を感染させる強毒性

21/01/26    

メディアから思考に感染する新型ウイルスがまん延しています。 自分の頭で考えさえすれば、様々な事実からそれほど恐れるに足りずとわかるのに、なぜ振り回されてしまうのでしょう。本当に全国民が効果もわからないワクチンを接種するのでしょうか。自...

予測力で新時代の夜明けを

21/01/06    

新年おめでとうございます。昨年はたいへんな年でした。新年もまだ影響を引きずっていますが、夜明けのこない夜はありません。まもなくやってくる夜明けを心待ちにしていたいと思います。 ただし、新しい時代は、これまでとは違う地殻変動も誘発してい...

購読申し込み
今読まれているニュース
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
個性全開、輝き増す山陰紀行・島根鳥取西部編

島根県では美肌県を前面に、2023年に高視聴率を記録したテレビドラマ「VIVANT」のロケ...

個性全開、輝き増す山陰紀行・鳥取東部三朝編

「蟹取県」「星取県」に続き、辰年の今年は「とっとリュウ県」―。県の形が龍に見える?ことから...

「光る君へ」稀代の女流作家の足跡求め・滋賀大津

後世に深く濃く語り継がれる名作を描いた女流作家は、混沌とする世の中を、愛を持って駆け抜けた...

トラベルニュース社の出版物
トラベルニュースat

観光・旅行業界の今に迫る面白くてときどき役に立つ専門紙。月2回発行

大阪案内所要覧

旅行業務必携。大阪にある全国の出先案内所収録。19年版発売中!

旅行業者さく引

セールス必携。近畿エリア全登録旅行業者を掲載。22年版発売中!

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ