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アライアンスを推進 全旅が会員サービス拡充(1) クーポン改定やOTA開設

全旅(中間幹夫社長)が会員向けサービスを相次いで強化している。今年1月21日から、新規会員の拡大と、既存会員の負担軽減や利便性向上を図るため全旅クーポン制度を改定したほか、オンライン予約システム「Trip全旅」を稼働。クレジットカード決済の手数料を低減する「全旅ペイメント」の機能強化などにも取り組む。中間社長は「会員の利益や業務効率化につながる新たなサービス構築に向け、様々な事業者とのアライアンスも推進していく」と、さらなら事業展開に意欲的だ。

入会問い合わせ相次ぐ 「Trip全旅」にも期待大

全旅クーポンの制度改定は、送客正会員から徴収していた保証料を廃止したほか、新規入会の入会金を3月29日まで無料にした。

これまで正会員の保証料は発券額の0.4%を課していた。月会費、年会費はないので全旅クーポンのランニングコストはかからない。1カ月あたりのクーポン発券額に応じ退会時まで預ける預入保証金は最低20万円からとなっている。

また、正会員として入会を促すキャンペーンを実施。通常5万円の入会金を3月29日までは無料に、4月1日―9月30日は通常5万円の半額2万5千円に割り引く。

日野俊英常務執行役員は「未加入のANTA(全国旅行業協会)会員を中心に呼びかけました。問い合わせは100件以上に及び、すでに34社に新規入会いただいています」と、今回の制度改定の目的である正会員増につなげている。

「Trip(トリップ)全旅」は、全旅クーポン会員専用の無料オンライン予約システム。世界最大級のOTAエクスペディアの宿泊エンジンを利用するもので、国内の旅行会社が提供す国内外約22万軒の宿泊施設が検索・予約できる。加えて、海外主要都市の空港―ホテル間の送迎、国際航空券の予約も可能だ。

宿泊予約システムについては、一般的なサイトでは一度に9室までしか予約できないが、トリップ全旅では最大80室までが可能。半年先、1年先まで仮押さえできネーム変更にも対応するほか、会員向けの宿泊料金と客向けの宿泊料金がそれぞれ表示されているなど旅行会社に使い勝手のいいシステムとして設計されている。2月中には国内航空券も対応する。

利用はANTA―NETにログイン後に直接使用できる。全旅クーポンで精算するため、会員は販売手数料を収受することもできる。

(トラベルニュースat 19年2月10日号)

(次の記事)アライアンスを推進 全旅が会員サービス拡充(2) キャッシュレスやICT化に対応

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