観光復興の狼煙あげる 全旅連青年部22年度総会(2) 自民党観議連・細田会長も苦境に理解
「膨大な債務への対応に知恵絞る」
総会には来賓として自民党観光産業議員連盟の幹部5人が出席した。
細田博之会長は「議連メンバーとして37年間活動していますが、今が一番大変な時だと認識しています。雇調金特例措置、政府系特例融資、地域再生補助金の創設と議連と政府一体で様々な策を講じてきましたが、この2年で宿泊事業者の債務が膨らんでいることは承知しています。この重荷は経営責任ではなくコロナ禍が要因です。膨大な債務についての対応にも知恵を絞りたい」と観光産業が置かれている状況に理解を示した。
岩屋毅・議連幹事長は「Go Toトラベルとインバウンドを1日も早く再開し、成長産業の観光を再生させていきたいと思っています。安心安全、多様性、気候変動、世界平和にきちんと向き合う新しい日本の観光を作りあげていきましょう」と呼びかけた。
(トラベルニュースat 2022年4月25日号)
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