1面記事本紙から

震災10年、さらに挑戦 福島県旅館ホテル組合理事長・小井戸英典さん「コロナ禍で新しい価値を創る」(1)
東日本大震災から3月11日で10年を迎える。10年前の3月15日、福島県いわき湯本温泉・こいと旅館の小井戸英典さんに東京から電話で話を聞いた。東京電力福島第一原発の大規模事故による放射能拡散で、いわき市には屋内避難指示が出されている緊迫した...

コロナ禍で開催を決断 全旅連青年部、東京都内で第25回全国大会(2) 旅館甲子園、初の3施設同時グランプリ
「草創期には想像できない成果」 大会後に行われたのは旅館甲子園。旅館甲子園は宿泊産業に働く魅力、経営理念、おもてなしなどの観点から“日本一の宿”を2年に一度決めるもので、今回が5回目。 第5回旅館甲子園は、各都道府県から応募のあ...

コロナ禍で開催を決断 全旅連青年部、東京都内で第25回全国大会(1) 鈴木体制から第25代・星体制へ
全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会青年部(全旅連青年部、鈴木治彦部長=岡山県奥津温泉・奥津荘)は2月17日、東京都江東区の東京ビッグサイトで第25回全旅連青年部全国大会in東京、第5回旅館甲子園(鈴木治彦大会会長)を開き、青年部員ら250...

観光業界の未来を紡ぐ 鈴木治彦vs星永重・全旅連青年部部長対談(6) 日本経済、地方経済の主役に
現状を見直し次の準備を ―いま最優先で取り組むべきことは何だと思っていますか? 鈴木 現状の見直し。いま業績がGo Toで良かったところも、悪かったところも両極端で、真ん中がない状況じゃないですか。過去最高や過去最高に近いか、も...

観光業界の未来を紡ぐ 鈴木治彦vs星永重・全旅連青年部部長対談(5) 社会情勢による再編を先取り
全員が目立ち、キャラが立つように ―全旅連青年部は組織として政策が大きなウェイトを占めていますね。 星 今期に限ってということではなく、全部の事業が政策につながっていると政策担当副部長上は思っていました。ほかの副部長は自分の担当...

観光業界の未来を紡ぐ 鈴木治彦vs星永重・全旅連青年部部長対談(4) アンテナを高く据えて
仕事を任せる重要さ ―海外は別のお話もありますよね。 星 そうそう、治さんが1回目のニューヨークから行っている世界民泊会議。 鈴木 国内の同業者で話するだけでは考え方も同じで、いつか刺激がなくなってきます。そんな時、海外の...

観光業界の未来を紡ぐ 鈴木治彦vs星永重・全旅連青年部部長対談(3) 平昌五輪で世界を見る
意思・イズム伝え気持ちを押す ―2人は一緒に海外へ行ったとか、すごく親密なイメージがあります。 鈴木 一人で行くのが寂しかっただけなんですけど(笑)。まだ部長になる前でしたが。 星 そもそも、全旅連で自分がいろんなことを...

観光業界の未来を紡ぐ 鈴木治彦vs星永重・全旅連青年部部長対談(2) 踏襲と変革のバランス
新しいものを取り入れて、次の世代も考えて ―以前から、依存体質を変えたいとも話していましたね。 鈴木 奥津荘は直予約が74―75%で、OTAが20数%でやっています。規模が小さいからできると言われれば、そうかもしれないのですが、...

観光業界の未来を紡ぐ 鈴木治彦vs星永重・全旅連青年部部長対談(1) 地域経済をリードする産業に
全国旅館ホテル生活衛生同業組合青年部(全旅連青年部)が2月17日に東京都内で開く全国大会を前に、現部長の鈴木治彦さん(岡山県奥津温泉・奥津荘)と第25代部長に就任予定の星永重さん(福島県会津湯野上温泉・藤龍館)が対談した。2人の話は、業界が...

“石川モデル”誕生秘話 石旅協・北会長と全旅連・多田会長が対談(3) 旅行会社と宿で共存図る
オール観光で一つに ―石川県の話をお聞きしていると、旅行会社と旅館の信頼関係、絆の深さを実感するのですが、全国的にみると一部の旅館が直販売を強化し、旅行会社を排除しようという動きがあると耳にしたりするのですが、その点いかがでしょうか。...