1面記事本紙から

新しい教育旅行のカタチ(1) 留学生と大阪のまち歩き/JTBの「B&S」
コロナ禍で大きな影響を受けた一つが学校行事。入学式や卒業式、運動会、文化祭などが軒並み中止や規模縮小になった。なかでも観光業界にとって痛手となったのが、修学旅行をはじめとした教育旅行。行き先を近場に変更するのは子どもたちにとってまだいい方で...

観光活性化へ地域連携をカタチに 「わかやま12湯サミット」初開催(2) 「地旅」「御泉印」で温泉アピール
広域連携を誓い“龍神宣言” 続いて真砂市長が「わかやまの温泉と地域の魅力について」と題し講演。その中で「アフターコロナでは、人として大切なものをどのように提供できるかが重要。特に誘客については広域による連携が大事で、12湯の皆さんが地...

観光活性化へ地域連携をカタチに 「わかやま12湯サミット」初開催(1) 旅行業、宿、行政が協働
和歌山県の温泉の魅力、素晴らしさをアピールする「第1回わかやま12湯サミットin龍神温泉」が10月14日、田辺市・龍神温泉の季楽里龍神で開かれた。サミットの主催は、協同組合和歌山県旅行業協会と和歌山県旅館ホテル生活衛生同業組合が連携して発足...

ウイズコロナ本格化 「ワクチン・検査」実証ツアー開始
ウイズコロナの本格的な旅行再開に向けた動きが顕在化してきた。ワクチンパスポートの導入が検討され、ワクチン・検査パッケージの実証も始まる。先日、第100代内閣総理大臣に就任した岸田文雄首相はGo To2・0へのバージョンアップを公言、ワクチン...

訪日旅行復活を見据えて JNTOインバウンドフォーラム(2) 人気ナンバー1の行き先/台湾
日本への“感謝ブーム” 高まる日本人気 台湾では家庭の貯蓄額が増えていて、再開後の旅行資金は十分貯まっている。 ワクチン接種を2回終えた人は人口の4%と低く、一時は接種目的の米国本土、グアムへの海外旅行に渡航する人も見られたが、...

訪日旅行復活を見据えて JNTOインバウンドフォーラム(1) 情報提供の重要性増す/香港
長引くコロナ禍で、国際間の往来はほぼ途絶えたままの状態が続いている。ワクチンパスポートによる緩和策なども俎上にのぼるが、こと日本のインバウンド市場においては、先行きは不透明なままだ。そうした中、日本政府観光局(JNTO、清野智理事長)が9月...

新たな地平を開く 逆境下で挑む3氏(4) 山本浩司さん(ダゼロ株式会社代表取締役)
海外富裕層がターゲット 「大阪・関西万博のアクセスは大阪メトロ中央線が主です。万博の想定入場者数と中央線の輸送量を試算してみると、1列車あたりの乗車率は185%になります。そんなギュウギュウ詰めの地下鉄に訪日外国人観光客が乗りますか?...

新たな地平を開く 逆境下で挑む3氏(3) 前川友吾さん(日本学生esports協会/Gameic代表理事)
多様な世界にシナジー生む eスポーツ=テレビゲームというのは偏見であり時代錯誤。だから日本は、ゲーム産業大国でありながら、eスポーツ後進国…。そんな話から始まったインタビューは自らの無知を恥じるとともに発見の連続。 「ゲーム依存...

新たな地平を開く 逆境下で挑む3氏(2) 山崎哲秀さん(アバンナット北極プロジェクト代表理事)
北極から地球を俯瞰する 1年の半分は北極圏で過ごす。しかも冬季。氷が安定するからだ。氷点下30度、40度は当たり前、丸1日中太陽が昇らない極夜の世界だ。 そんな暮らしを1989年からほぼ毎年繰り返してきた。植村直己さんに憧れて始...

新たな地平を開く 逆境下で挑む3氏(1) 北極探検家、eスポーツ、大阪・関西万博
緊急事態宣言の行ったり来たりで閉塞感が漂うなか、明けない夜はないと言い聞かせて遠くの地平に光が見えないだろうかと目を凝らしている。そんな本紙編集部にこの半月、新たな地平を開こうと挑む人たちが来てくれた。たまたま偶然に相次いで。まったく陽が射...