1面記事本紙から

“石川モデル”誕生秘話 石旅協・北会長と全旅連・多田会長が対談(2) 旅館組合も全幅の信頼
会員のマンパワー発揮 北 団結力のある協会ですから、決まってしまえば、皆さんやったこともない外国へのチャーター便の集客に動いてくれて、最初の年は1便の予定が3便を運航できるほど集客しました。1便あたり270席を3便ですから810人を集...

“石川モデル”誕生秘話 石旅協・北会長と全旅連・多田会長が対談(1) 県民割を地元事業者と県で推進
石川県では昨年、観光業界を支援することを目的に「泊まって応援! 県民限定宿泊割」を実施。県民が県内旅行をする際、1万5千円を上限に半額程度を県が補助するもので、開始早々大きな反響を呼んだ。全国の自治体が同様の宿泊割を行うなか、石川県は事業の...

四字熟語で2021年の観光を再起(3) 衛遠不密・起死革生
衛生を商品化し密の復活を 【衛遠不密】 コロナ禍が永遠不滅であってはたまらないが、今年の観字に「衛」を挙げた佐藤さんは「コロナ禍が収束しようがしまいが、手指洗い、人との接触回避、3密回避など衛生観念が国民に普及した」のは間違いない。観...

四字熟語で2021年の観光を再起(2) 内優外寛・種暁無常
内に優しく外で寛ぐ 【内優外寛】 昨年は内にも外にも憂慮すべき問題が多い内憂外患だったが、今年は内に優しく外で寛ぐ1年にしたい。 井村さんはコロナで内向きだった昨年から、今年は「外」で勝負しようと呼びかける。緊急事態宣言の時は外...

四字熟語で2021年の観光を再起(1) 8氏が選ぶ今年の観字
2021年の観光動向やトレンドを占う漢(観)字一字を今年も本紙コラムニストを中心とした8氏に挙げていただいた。観光業界にとって昨年は未曽有の災禍に見舞われた1年になってしまった。8氏が選んだ字を組み合わせて四字熟語【内優外寛(内憂外患)】【...

コロナ一色も…全集中で倍返しだ 紙面から選ぶ2020年観光番付(4) 業態改革余儀なく
あらためて問われた「天災との対峙」 団体復活CPも A コロナに目を奪われるが、7月に九州を襲った豪雨も記憶にとどめたい。熊本県の人吉温泉や大分県の天ケ瀬温泉は甚大な被害を受けた。取材で馴染みのある宿だけに衝撃だった。 B 豪雨...

コロナ一色も…全集中で倍返しだ 紙面から選ぶ2020年観光番付(3) ニューノーマル下の新形態
ライフスタイルにいかに旅を組み込むか 旅行業界は転換期へ A Go Toは事務局の選定でつまずき、キャンペーン開始が7月22日と決まった数日前から感染が再び急拡大していた。開始直前の観光庁長官会見は一般紙から批判的な質問が相次いでいた...

コロナ一色も…全集中で倍返しだ 紙面から選ぶ2020年観光番付(2) Go Toでも道半ば
分断を是正、交流促す A それでも観光業界を下支えすることで、地方経済を動かそうというのがGo Toトラベルキャンペーンだった。ただ「全国津々浦々まで経済効果を行きわたらせる」ため全国一律の事業としたことや、開始はコロナ収束後とされた...

コロナ一色も…全集中で倍返しだ 紙面から選ぶ2020年観光番付(1) 感染防止と経済の両立
2020年は、新型コロナウイルス感染症一色と言っていい一年だった。いまだ進行中の災禍で振り返るには早いが、観光業界にとってかつてない大打撃を被った。移動して人と交わることを生業としてきたのに、皆がマスクで顔を隠し、自粛の下でこの世界は“分断...

GoTo右往左往 中小旅行社、事務局に不満(2) 大手やOTAとの差異明らか
ネット不慣れな年配はどうするのか 地域共通クーポンにも疲弊 別の旅行会社は「9月の連休前から、店舗カウンターに行列ができるようになった。1―2時間待ちはザラ。スタッフも疲弊し夜9時や10時まで連日がんばってくれていた。ところが、給付枠...