1面記事本紙から
今だからできること 観光業界“菌休対策”(1) 予祝新聞と手づくりマスク
「よ‐しゅく【予祝】 あらかじめ祝うこと。前祝い。」(広辞苑)。阪神タイガースの矢野燿大監督が昨シーズンの開幕前に「優勝おめでとうございます!」とあいさつして(一部で)予祝が話題になった。手前味噌だが、本紙今年1月1日号の社説でも「予祝を意...
抗わず、やり過ごす 緊急提言・新型コロナウイルス禍、観光業界が今できること(2) 「次回半額」で集客する宿も
逆境にくじけず前を向く ―今世の中が過剰反応というか、ムードに流され過ぎるきらいがあるから、まずは風潮を変えるのは大事。具体的な話は聞いていないか。 A 大手旅館チェーンは3月末までに宿泊すると、次回半額で泊まれるクーポンを発行...
抗わず、やり過ごす 緊急提言・新型コロナウイルス禍、観光業界が今できること(1) “種まき”の貴重な時間に
新型コロナウイルス(COVID19)の感染拡大が止まらない。感染拡大にとどまらず経済活動を著しく減退させている。観光分野では、1月下旬の春節のころは中国人観光客など訪日旅行での限定的な事象と思われたが、その後はご存知の通り自粛要請で、観光市...
熊本へ10万人送客 国内観光活性化フォーラムinくまもと開催(2) 成功福島CPに続け
中小旅行会社の底力で復興に貢献 熊本市の大西一史市長は「本市では被災者の住まいの再建を最優先し、1日でも早い復旧・復興に向け全力で取り組んでいる。特に本市最大の観光資源であり、復興のシンボルである熊本城は昨年10月5日から大天守の外観...
熊本へ10万人送客 国内観光活性化フォーラムinくまもと開催(1) 復興支援へ需要創出
全国旅行業協会(ANTA、二階俊博会長)は2月12日、熊本市の熊本城ホールで第15回「国内観光活性化フォーラムinくまもと」を開き、全国のANTA会員ら約1200人が参加した。熊本地震から4年を迎え、フォーラム開催を機に熊本の魅力を全国に発...
全旅クーポン取扱券面金額が好調 送客、受入会員も右肩上がり
全旅(中間幹夫社長)の主要事業のひとつ「全旅クーポン」。18年の取扱枚数は約48万枚、取扱券面金額は約340億円に達するなど、ここ数年右肩上がりで推移している。会員数も送客、受入ともに順調に増え、特に送客会員は入会金無料キャンペーンが奏功し...
4千万人達成へ黄信号 19年訪日客は過去最高の3188万2千人(3) 238人に1人が訪日旅行
中国は146人、香港は3人に1人の割合 2019年の日本人海外旅行者数が2008万人だったことがわかった。総務省が発表した今年1月20日現在の日本の人口1億2602万人で換算すると、ざっと6人に1人の割合で海外に出かけたことになる。こ...
4千万人達成へ黄信号 19年訪日客は過去最高の3188万2千人(2) 訪日客旅行支出は1人平均15万8千円
全体は4兆8113億円 19年の訪日外客旅行消費額は全体で4兆8113億円、訪日客1人あたりの旅行支出は平均15万8千円(3・5%増)だった。 国・地域別で1人あたりの旅行消費額が多いのは、オーストラリア24万9千円(2・9%増...
4千万人達成へ黄信号 19年訪日客は過去最高の3188万2千人(1) 韓国客急減で伸び鈍化
日本政府観光局(JNTO、清野智理事長)は1月17日、2019年1−12月の訪日外客数が推計で3188万2千人と過去最多を記録したと発表した。ただ、19年8月以降、韓国からの訪日客が激減していることで、伸び率は2・2%増にとどまった。また、...
四字熟語で2020年の観光を占う(4) 19年の「観」字を検証−
皆さん慧眼 今年の観字を選んでいただいた7人は、2019年どんな一字を選んでいたのか。検証してみると−。 まずは松坂さん。「眩」を選び、改元景気やラグビーW杯の高揚感も「消費税増税による一気の冷え込み」「世界経済の脆弱さ」を予測...