スタッフ自ら仕事を楽しむ 埼玉県川越市/ホテルコスモポリス・神谷節子さん
秋田県・網元の宿男鹿萬盛閣の齊藤靖子さんよりバトンを受け取りました、埼玉県・小江戸川越ホテルコスモポリスの神谷節子です。
川越市は都心から30分、江戸の情緒を今に残し、明治・大正・昭和・平成の4時代が共存しています。市内の小江戸川越はレトロな町並みで、ちょっぴり非日常な旅として「観光・泊まる・買い物・食べ歩き」体験ができるのです。小江戸川越は歴史的にレジャーホテルが多く隣接し、景観を大切にして営業しています。
コロナ禍が続く状況で『お客様に気分よくチェックアウトしていただく』原点に立ち返り、何が大切か熟慮しました。やはりスタッフさんが自ら仕事を楽しむ気持ちになってもらうことが重要です。そうなれば、清掃が隅々まできれいになり、フロント応対も明るくなるのです。そこで、スタッフ一人ひとりと話し合い、日ごろの妻役・母親役・娘役のストレスをリセットしてほしいと伝えました。
その気持ちの切り替えが「わかるよね、できるよね、わかったふり」のネガティブな言葉から「自らやってみせる、できるまで聞く」のポジティブな言葉に変わっていきました。スタッフ同士の協力し合う一つとして、全員チームラインを作り、ルームメイクや飲食の変更・トラブルなど、スタッフ全員と私がいつでも情報を共有して、24時間対応して進めています…
(JKK=全旅連女性経営者の会リレーコラム)
(トラベルニュースat 2022年8月25日号)
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