楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

「イグ・ノーベル賞の世界展」 下ネタ炸裂!珍妙さに心が和む

イグ・ノーベル賞をご存知の方も多いだろう。なんとも珍妙な発想で、新発明に挑み、それなりの成果を出す試みだ。

本家ノーベル賞ほど技術や芸術の進歩に貢献しないかもしれないが、ほんの少しだけでも、この味気ない世界に笑いを与えてくれる貴重な存在といえるだろう。

その27年間(第1回は1991年)にわたる活動を展示したイベントが、この9月22日から11月4日まで東京ドームシティ内のギャラリーアーモで開かれた。幸運にも見ることができた人は「人間って、こんなことにも夢中になれるんだ」と、人類の可能性の豊かさに気づかされたことと思う。

日本人の受賞が12年連続というのは、なんとも誇らしい。犬の言葉を翻訳できるバウリンガルなどは、実用にもなっているが、この発明はなんといっても、下ネタが面白い。

今回の展覧会では、咄嗟の時に、ガスマスクになるブラジャー(おい、いつも装着しているのか!)とか、パンツのお尻があたる部分に消臭フィルターを付けて、おならの防臭ができる画期的な発明品などが面白い…

(松坂健=跡見学園女子大学観光コミュニティ学部教授)

(トラベルニュースat 2018年11月25日号)

続きをご覧になりたい方は本紙をご購読ください
この記事をシェアする
購読申し込み
今読まれているニュース
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
個性全開、輝き増す山陰紀行・鳥取東部三朝編

「蟹取県」「星取県」に続き、辰年の今年は「とっとリュウ県」―。県の形が龍に見える?ことから...

「光る君へ」稀代の女流作家の足跡求め・滋賀大津

後世に深く濃く語り継がれる名作を描いた女流作家は、混沌とする世の中を、愛を持って駆け抜けた...

和歌山龍神に輝く夕夜景

大阪の中心部から車で約2時間、南紀白浜空港から1時間ほどの距離に位置する和歌山県田辺市龍神...

トラベルニュース社の出版物
トラベルニュースat

観光・旅行業界の今に迫る面白くてときどき役に立つ専門紙。月2回発行

大阪案内所要覧

旅行業務必携。大阪にある全国の出先案内所収録。19年版発売中!

旅行業者さく引

セールス必携。近畿エリア全登録旅行業者を掲載。22年版発売中!

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ