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地元中小旅行会社に期待 DMOの担い手

今回は「世界水準のDMOのあり方に関する検討会」の中間とりまとめの解説ではなく、今春開催された2つの観光関連シンポジウムに登壇した際に感じたことについてです。

5月16日に大阪で開催された「国際的視野で考える日本・関西インバウンドの次なる展開〜観光地経営とDMOs−the UNWTO.QUEST Program〜(主催・和歌山大学国際観光学研究センター、共催・世界観光機関・UNWTO)」と、同月24日に北海道倶知安町で開催された「持続可能な観光による地方創生 国際シンポジウム〜住んでよし、訪れてよしの地域づくり〜(主催・国土交通省観光庁、倶知安町、G20観光大臣会合実行委員会)」に、基調講演の講師とパネルディスカッションのパネラーとして参加させていただきました。

2つのシンポジウムに共通していたことは、日本が観光振興として推進している「インバウンドとDMO」と「持続可能な観光地経営と地方創生」について、グローバルな観点から改めて見直そうとしていたことです。

国際的なシンポジウムや会議に参加するメリットは、多様な人々が高い視点と広い視野でひとつのテーマについて深く議論することにより、個人では絶対に導き出せないような課題解決の糸口を見つけることができることです。

しかし、議論が終わってコーディネーターが話をまとめた後、私の中には毎度出てくる疑問があります…

(山田桂一郎=まちづくり観光研究所主席研究員)

(トラベルニュースat 2019年6月25日号)

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