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貸切バスの駐車場を考える 観光インフラとしての整備遅れ(2) 駐車料や予約方法―改善へPJ

中小旅行会社が立ち上がる ストレスのない施設に

アンケートではこんな意見が出た。

「はじめの10分間が無料なので、お客様を急かしたり、乗降場の外でバスを待機させたりしている」

「20分2千円で、さらに20分を超えると4千円になる。1回当たりの固定した料金設定にしてほしい」

また、料金以外でも予約方法などについても「完全予約制のシステムはいいが、利用日の1週間前から予約できないのは不便」

「早くから日時が決まる修学旅行や大型団体とは違い、中小旅行会社が扱う小規模の団体は決定が遅い。そのため予約が取れない場合がある」

「修学旅行ありきのルール。京都市の税金で整備した駐車場だが、市民が使いにくい現状」という声もあがっている。

常田委員長は「旅行者や旅行会社、バス会社目線でのルールづくりを徹底し、利用するすべての方々にストレスのない乗降・駐車場施設を目指したい」と話している。

例えば東京駅・丸の内鍛冶橋駐車場は1時間2800円、新大阪駅は平日1時間2300円、降車時は短時間無料)などとなっている。

(トラベルニュースat 18年2月10日号)

(前の記事)貸切バスの駐車場を考える 観光インフラとしての整備遅れ(1) JR京都駅前の事例

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