旅行業プラス・ワン 全旅・中間社長3期目の決意(2) 5600社の価値創造
地域貢献で生き残り策
こうした会員の収益につながる施策を次々に打ち出してきたが、旅の原点に中間社長は思いを馳せる。
「人と人とが介することこそが旅。我々の経験値は、お客さんにお返しできるものが必ずあるはず。ともすればお山の大将になりがちな我々ですが、全国5600社のネットワークを発揮することで、その価値をさらに高めることもできます。市場減少は避けられず手数料で食べていけなくなります。その時に何をするか。旅行業プラスワンで生き残りを図っていくしかありません」
中間社長が描くプラスワンは、地域に貢献し活性化していくことに加勢していくところにあるとみる。「七人の侍」という全旅役員とともに「立ち止まらず、妥協せず、欲なく良くする」と、3期目を迎える。
(トラベルニュースat 19年6月25日号)
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