楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

東海道五十七次に建つ宿 大阪府守口市/シャンブルAsami・奥山裕美さん

熊本県の國米さんよりバトンを受け取りました、シャンブルAsamiの奥山裕美と申します。

私は、大阪府守口市にある小さなビジネスホテルの3代目社長を務めさせていただいております。祖母が初代として旅館を立ち上げ、2代目の父がホテルへと建て替えました。父の跡継ぎとして3人姉妹の長女である私が5年前に代表を交替して今に至ります。

守口はその昔、東海道の宿駅でした。東海道は、江戸と京都を結ぶ主要ルートとして徳川家康が定め、途中には公用の人や物資、通信物などを次の宿まで運ぶ「宿駅」を置いていました。当初は四十数駅があったとされるそうです。その後、大坂城の再建を始めた2代将軍・徳川秀忠が、豊臣秀吉の制定した京街道(京都−大坂)を加え、新たに4つの宿駅を置きました。歌川広重が手がけた浮世絵「東海道五十三次」は江戸−京都間でしたが、実際は江戸−大坂間を結ぶ「五十七次」の街道だったと考えられるそうです。守口宿駅はその終着点であったとされています…

(JKK=全旅連女性経営者の会リレーコラム)

(トラベルニュースat 2020年2月25日号)

続きをご覧になりたい方は本紙をご購読ください
この記事をシェアする
購読申し込み
今読まれているニュース
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
個性全開、輝き増す山陰紀行・島根鳥取西部編

島根県では美肌県を前面に、2023年に高視聴率を記録したテレビドラマ「VIVANT」のロケ...

個性全開、輝き増す山陰紀行・鳥取東部三朝編

「蟹取県」「星取県」に続き、辰年の今年は「とっとリュウ県」―。県の形が龍に見える?ことから...

「光る君へ」稀代の女流作家の足跡求め・滋賀大津

後世に深く濃く語り継がれる名作を描いた女流作家は、混沌とする世の中を、愛を持って駆け抜けた...

トラベルニュース社の出版物
トラベルニュースat

観光・旅行業界の今に迫る面白くてときどき役に立つ専門紙。月2回発行

大阪案内所要覧

旅行業務必携。大阪にある全国の出先案内所収録。19年版発売中!

旅行業者さく引

セールス必携。近畿エリア全登録旅行業者を掲載。22年版発売中!

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ