楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

自ら動くといいことがある 宮崎市/旅館小戸荘・薗田有美さん

海の旅亭おきなわ名嘉真荘の富島美樹さんよりバトンを受けました宮崎市・旅館小戸荘の薗田有美でございます。旅館の娘として生まれ3代目の私は口蹄疫や鳥インフル、新燃岳噴火、そしてコロナ…。キッチンカーや自販機を作り色々なアイデアだけで頑張ってまいりました。

私の住む宮崎県は神話「天孫降臨」の物語や自然豊かな土地柄もあり「筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原」と全国の神社で馴染みある祝詞は神様が降りた場所とも言われ宮崎県の地名にもなっております。私のお店の小戸荘もその祝詞に登場する「小戸」であり「小戸神社」からお名前をいただいており、たいへん縁起の良い屋号でございます。

宮崎県の年間の快晴日数は全国でもトップクラス、気候に恵まれ、ほのぼのゆったりとした時間が流れています。そんな宮崎を日本のひなたのような存在へ。「日本のひなた宮崎県」をコンセプトとして新しい取り組みも始まっております。

昭和40年代は日本のハワイとも言われ新婚ブームもございましたが、現在はスポーツランド宮崎としてプロ野球、ラグビーのキャンプ地としても有名になっております。ここ数年のコロナですべてが自粛状態となっていたものの、今年はWBC(ワールドベースボールクラシック)を2月に控えすでに宿は満室状態、久しぶりに嬉しい悲鳴の宮崎でもあります。また宮崎市でキャンプをしているオリックスバフアローズが日本一になりましたので優勝パレードも行われることになり、私たちの業界はもちろん飲食業やタクシー業界、皆それぞれが期待に胸膨らませているのではないのでしょうか…

(JKK=全旅連女性経営者の会リレーコラム)

(トラベルニュースat 2023年1月25日号)

続きをご覧になりたい方は本紙をご購読ください
この記事をシェアする
購読申し込み
今読まれているニュース
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
個性全開、輝き増す山陰紀行・島根鳥取西部編

島根県では美肌県を前面に、2023年に高視聴率を記録したテレビドラマ「VIVANT」のロケ...

個性全開、輝き増す山陰紀行・鳥取東部三朝編

「蟹取県」「星取県」に続き、辰年の今年は「とっとリュウ県」―。県の形が龍に見える?ことから...

「光る君へ」稀代の女流作家の足跡求め・滋賀大津

後世に深く濃く語り継がれる名作を描いた女流作家は、混沌とする世の中を、愛を持って駆け抜けた...

トラベルニュース社の出版物
トラベルニュースat

観光・旅行業界の今に迫る面白くてときどき役に立つ専門紙。月2回発行

大阪案内所要覧

旅行業務必携。大阪にある全国の出先案内所収録。19年版発売中!

旅行業者さく引

セールス必携。近畿エリア全登録旅行業者を掲載。22年版発売中!

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ