ツーリズムEXPOジャパン2019 初の大阪開催に15万人来場(2) アワード国交大臣賞・百戦錬磨を表彰
「農泊」をインバウンドで活性化 応募総数の増加に期待の声も
開会式に続いて、先ごろ発表された「第5回ジャパン・ツーリズム・アワード」の表彰式を開催。応募209件から各賞が選ばれ、壇上で表彰された。今回から設定された旧大賞の「国土交通大臣賞」に「農泊と世界をつなぐ地域活性化サービス」で選ばれた百戦錬磨の上山康博社長は「この賞の名に恥じぬよう、たゆまぬ努力を続けたい」と抱負と喜びを語った。
![第5回ジャパン・ツーリズム・アワード](https://www.travelnews.co.jp/img/191112topnews2-600x458.jpg)
観光庁の田端長官から「国土交通大臣賞」を授与される
百戦錬磨の上山社長
審査委員長を務めた本保芳明UNWTO駐日事務所代表は講評として、インバウンド、持続可能がこれまでのキーワードになっているなか、百戦錬磨の取り組みは日本の資源「農泊」をインバウンドで活性化するもので、今後のビジネスモデルになると評価。
全体としては「デジタル、DMO関連も多くの有能な取り組みがあった。ただ、応募が前年より減ったのは残念。観光大国のためにアワードを発展させるうえで、課題を残した」と次回への“宿題”も提示した。
展示会は47都道府県、世界100カ国・地域から、前年比2%増、過去最高の1475の企業・団体が出展。商談や体験で連日各ブースとも賑わった。
(トラベルニュースat 19年11月10日号)
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