クローズアップ

会員施設のサービスを世界一に 日本旅館協会・北原会長に聞く(1) 外国人雇用で高評価を
日本旅館協会(2528軒、北原茂樹会長=京都市・旅館こうろ)は6月11日、東京・竹芝のインターコンチネンタル東京ベイで2019年度総会を開く。前年度の総会で、針谷了前会長の後を受け、就任した北原会長。組織の立て直しや、個々の会員施設が生産性...

「宿公式」で直販増加へ 日本旅館協会IT戦略委員長・石橋政治郎さんに聞く(2) 直販支援「DRS」導入を
独自の付加価値で集客促す −実際に「宿公式」の販売状況はいかがでしょうか。 石橋 協会会員だけの数字しかわかりませんが、以前のシステムで運営していた昨年と比べると売り上げが約2億円になり、2倍近い伸びとなっています。とはいっても...

「宿公式」で直販増加へ 日本旅館協会IT戦略委員長・石橋政治郎さんに聞く(1) メタサーチをプラットフォーム化
一般社団法人日本旅館協会でIT戦略委員長を務める石橋政治郎さん(大阪・大和屋本店)に会員宿泊施設の自社ホームページの活用や現状について聞いた。 トリバゴなどシェア拡大を逆に味方に −以前から石橋さんは日本旅館協会での立場から旅館...

人口減に対応する地域経営―日本版DMOに必要な視座 和歌山大学がシンポジウム(2)
JTIC.SWISSの山田桂一郎代表は、持続可能な観光地づくりに不可欠なのは「自立」だと強調。「地域の中で観光のあり方を考えるべきです。今のDMOの多くは組織を作ることが目的化してしまっています。観光のための観光は地域内で協力者が減っていき...

人口減に対応する地域経営―日本版DMOに必要な視座 和歌山大学がシンポジウム(1)
「国際的視野で考える日本・関西インバウンドの次なる展開」と題したシンポジウムが5月16日、和歌山大学国際観光学研究センター(加藤久美センター長=和歌山大学観光学部教授)の主催で開かれた。大阪市内の会場には、関西をはじめ各地のDMO担当者ら1...

百舌鳥・古市古墳群が世界遺産に/大阪
文化庁は5月14日、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の諮問機関イコモスが、大阪府の「百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群」を世界文化遺産に登録するよう勧告したと発表した。日本最大の前方後円墳「仁徳天皇陵古墳」(大山古墳、堺市)などが含まれ...

神戸・生田神社の由緒 神社史研究会が講演会/兵庫
全国各地の神社について研究している神社史研究会(白山芳太郎会長=皇學館大学文学部特別教授)は5月2日、神戸市中央区の東急ハンズ三宮店で、同店に隣接する生田神社との特別講演会を開いた。研究会メンバーや市民約30人が参加。講演会後は、生田神社を...

大阪文化の発信拠点「通天閣」 通天閣観光西上社長、高さでなく面白さ追求(2)
「コテコテ、テカテカ路線」追求 「展望台を金色にして上から見たら八角形なので七福神プラス、ビリケンで八福神。市長に来てもらって展望台から豆まき。マスコミが必ず取材してくれます。創立60周年記念として、本当は103メートルだけど避雷針を...

大阪文化の発信拠点「通天閣」 通天閣観光西上社長、高さでなく面白さ追求(1)
大阪のシンボル「通天閣」。高さ108メートルの通天閣より高い塔やタワーは五万とあるが、ここ10年、毎年100万人以上が入場する人気を誇っている。「通天閣という文化伝統(2007年5月に国の登録有形文化財に指定)を守ることは、リノベーションの...

Airbnbとどう対峙するか—世界民泊会議(2) 世界規模の連携で抑止力
今後についてはパスワードで保護されたウェブサイトの立ち上げや情報の共有など世界レベルでの連携の必要性を出席者相互に確認した。 今回、日本から出席した宿泊関係者は「出席者のほとんどがAirbnbへの抑止力としての連合体の形成を念頭に置い...