旅館の持ち込みゴミ問題-変わる消費者意識に対応
サッカーロシアW杯での日本の活躍は見事でしたね。そしてサポーターが観客席のゴミを持ち帰ることでも各国から感心されていました。よきことです。
しかし、旅館に目を向けると、どうでしょう。無断で持ち込んだドリンクの空き缶など大量のゴミを残していくことに辟易している経営者が多いと聞きます。同じ国民でもこの民度の差は何なのでしょうか。
突き詰めて考えると、これは民度の差ではなく、消費者意識が変わったためだと思います。
オウム事件などもきっかけとなり、町なかでもゴミ箱が減りました。しかしゴミはゴミ箱まで持ち歩く人が増えたのではないでしょうか…
(井門隆夫=井門観光研究所代表取締役)
(トラベルニュースat 2018年7月25日号)
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