社説本紙から
切り取り取材にご注意
先日、親しい旅行会社の社長から電話があった。「1月25日号の社説ほど我々中小旅行業者の声を代弁しているものはなかった。知人の旅行会社がGo Toトラベル事業についてテレビ取材を受けることになった。社説のことを話すように言ってもいいか」とのこ...
Go Toは中小潰しか
Go Toトラベルキャンペーンで支援の対象外となった職場旅行。地域密着の旅行会社にとって得意とする分野が除外されたとあって、中小旅行会社から悲鳴があがっている。「旅行業界団体のトップがGoToトラベルキャンペーンの旗振り役で、旅行会社が有利...
金沢市、山野市長の主張
先日伺った石川県と福井県の旅行業協会協力会総会に金沢市の山野之義市長が出席。あいさつを行い一度退席されたが、総会終了後の意見交換会に再び顔を出された。「どうしても伝えたいことがあって、来させていただいた」。そして山野市長は「Go Toトラベ...
コロナ禍こそ耳を澄ませ
秋を迎えて、ようやく旅行客の動きが出てきたと喜んでいたら、感染者増大による第3波の到来。政府や医療関係者が深刻な面持ちで感染拡大を懸念しその対応を語り、それをテレビの報道番組やワイドショーがこぞって取りあげる。せっかくの観光シーズンに動き出...
自ら主導し状況を変える
Go Toトラベルキャンペーンの効果もあって、著名な旅館ホテルの部屋が取れない。休前日だけでなく平日も難しいというから、これまで旅行を控えていた消費者が一気に動き出したといったところだろう。 さぞかし潤っているように思うが、宿泊する多...
接して肉声を聞く、仕事
「さらばモスクワ愚連隊」「青春の門」「大河の一滴」などの著作で知られる作家、五木寛之さんがこのほど出版した「こころの相続」(SBクリエイティブ)で、コロナ禍の日本社会が学ぶ教えとして“目に見えない財産の継承”を訴えている。 コロナ禍で...