1面記事本紙から

“故郷さがし”が次のトレンド じゃらん宿泊旅行調査2022を読み解く(1) 回復傾向のなかに見える新市場
リクルート・じゃらんリサーチセンターが「じゃらん宿泊旅行調査2022」をまとめた。21年度(21年4月―22年3月)1年間に国内宿泊旅行を行った人の割合を示す宿泊旅行実施率は前年度比2・9ポイント増の34・1%と、微増ながら最低値だった20...

「一寸先の闇から明るい兆し」 全国旅行業協会が総会、二階会長が鼓舞
全国旅行業協会(ANTA、二階俊博会長=衆議院議員)は6月29日、東京・平河町の都市センターホテルで2022年度総会を開いた。席上、二階会長は「一寸先は闇から少し明るい兆しを感じつつあります。みんなで努力し難関を乗り越えましょう」と会員を鼓...

国内旅行復活へ強い決意 ANTA・第16回国内観光活性化フォーラム
一般社団法人全国旅行業協会(ANTA、二階俊博会長)は5月31日、山梨県甲府市のYCC県民文化ホールで「第16回国内観光活性化フォーラムinやまなし」を開いた。コロナ禍で2度の延期から3年ぶりの開催となったフォーラムには、全国のANTA会員...

ポストコロナはLGBTQ 大阪観光局(2) オール日本で世界の市場へ
アジア初開催で万博につなぐ 会議であいさつした大阪観光局の溝畑宏理事長は「アフターコロナで2022年から国際観光の競争が始まります。世界の中で選ばれる都市になるためにLGBTQを積極的に受け入れたい。総会は大阪で開きますが、アフターコ...

ポストコロナはLGBTQ 大阪観光局(1) 24年にIGLTA総会誘致
性的マイノリティに関する理解や共感を、旅や観光の力で広げていこう―。ポストコロナ期の日本で「LGBTQツーリズム」の取り組みが本格化しそうだ。国内だけでも血液型のAB型とほぼ同比率に当たる総人口の8・9%がLGBTQとされ、国際旅行における...

訪日観光ジワリ復活 5月中に実証ツアー(2) 4月の訪日客は2年ぶり10万人台
出国者数も10万人超え 日本政府観光局(JNTO、清野智理事長)は5月18日、4月の訪日外国人がコロナ前の2019年比で95・2%減の13万9500人だったと発表した。 1カ月間の訪日客が10万人を上回るのは20年3月以来、約2...

訪日観光ジワリ復活 5月中に実証ツアー(1) 米豪など4カ国から、水際対策緩和を検証
観光庁は5月17日、訪日観光再開に向けた実証ツアーの受け入れを5月中に実施すると発表した。コロナ禍における規制の緩和が世界的に進む中、日本でもインバウンド受入再開に舵を切る。当面は1日あたり1万人の入国者の枠内で、少人数の行程が決まっている...

地域ブロック割で連携 北海道・東北の旅行業組合ら
北海道と東北6県の中小旅行会社がタッグを組み、いわゆる「県民割」の道県外への送客(地域ブロック割)に関して支援窓口を設けている。地域ブロック割に伴う県外送客については、送客先に割引枠を持たない旅行会社は実施できないことから、営業拠点が限定さ...

観光復興の狼煙あげる 全旅連青年部22年度総会(2) 自民党観議連・細田会長も苦境に理解
「膨大な債務への対応に知恵絞る」 総会には来賓として自民党観光産業議員連盟の幹部5人が出席した。 細田博之会長は「議連メンバーとして37年間活動していますが、今が一番大変な時だと認識しています。雇調金特例措置、政府系特例融資、地...

観光復興の狼煙あげる 全旅連青年部22年度総会(1) 宿の日(8月10日)に各地で花火
全旅連青年部(全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会青年部、1100部員)は4月13日、東京・永田町の全国町村会館で2022年度総会を開いた。また、翌日は自民党国会議員に対し、コロナ禍対応で継続的な支援を求める150人規模の陳情活動を行った。...